Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

レイノー’01’00’89

休日は相変わらずですが、本日のお昼間も 変わらず慌ただしく汗だくになりながらも 月末の諸事と 変則的な事情もこなしながら。
また、店舗に到着すると エレベーターが 不穏な気配を。そんな時は、テナント・ビルに変化が起こるのですが まさかの5階のお隣さんが。ビルのオーナーさんの持ち物でしたので 変化は無いとは高をくくっていたのですが 何ともお伺いすると 化粧品部門を売りに出されたそうで・・・・。
ですので、またまた このビルも空きテナントが産まれてしまったのですが 心から 今までのようなお互いに干渉が最小限なテナントさんが入られることを望みます。ちなみに 1年半のお付き合いでしたが 初めてお隣さんに入って見させていただき。やや お借りしているテナントよりは手狭な感じですが 真四角の 八坂神社の良き気をいただける場所ではないでしょうか?です。
で 先週末の 後半勝負は
・Vacqueyras Reserve’01 Chateau des Tours E.Reynaud
・Vacqueyras Reserve’89 Chateau des Tours E.Reynaud
・Pignan Chateauneuf du Pape’00 Chateau Rayas

深夜まで 何とも何ともの厳しき週末でした・・・・。
ですが、深夜の予定が 2件いただけていたので やや不穏な気配でしたが結局は 1件がキャンセルに。何とも 後味は・・・・ですが まま しょうがないよな 色々な思惑もです。
久々の同級生をお連れになられてのムッシュに お姉さん方も 気が付けば 今年初のご利用に。今宵の流れは ’89のエマニュエル・レイノーのヴァケイラスをお持込にての 趣向で。そこに合わせるのは 少しでも若い ヴィンテージの同じキュヴェを!でしたが、何とも 申し訳ない結果に。
手持ちのヴァケイラスは’01’00’99でしたので ’01を だったのですが 明らかに ’01のピュアな 果実の香りが歴然で ラヤスの妖艶な香りも うっすらと現れる 素晴らしい出来が。
期待を込めての抜栓の ’89は 何とも硬くクローズの状態に。獣のローヌらしい香りは拾えるのですが 余韻が ぎしぎしで 個人的には ラヤスの手が掛かるボトルの中では 異質なものでもあったかも?です。申し訳ない気持ちもですが ままワインは そんなことも有りえるもので しかもこの時代のヴァケイラスのエマニュエルのものは初体験だったので。いずれにしても経験値的にもありがとうございます。
そして、お口直しとしての 今宵の最上は やはりのピニャンを。フォンサレットでも良かったのですが 正直外したくないのは本音で やはりこのセカンド扱いのヌフまでいくと それはもう!’00の若さは否めないのですが 明らかにステージが異なる 大きな膨らみの セクシーな艶っぽさの全開の 1本で。
やはり美味しさは正直で 最後に抜栓したものながら ボトルの中の液体は残り具合は歴然のペースで。
際物だけに ワイン選びも中々難しいですなあ!です。
Sommelier R.Imamura