Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ドクター

本日のお昼間は、定番商品の買出しに。チーズのお皿に添えられる巣蜂蜜は盛り付けるだけではありますが、ここ数年でもう無くてはならない存在感を放ちます。
この商品は意外に、まあ一般的に言う高級食材店で普通に手に入るものですが私もお恥ずかしいながらも皆様と同じように購入しております。唯一の違いは一気に10パックほどの購入でお支払いも本日は色々合わせてはいるものの¥30,000−を越えてしまいクレジット・カードをお出しすることが毎回です。
さて、昨夜の無難な晩は
・Clatret’05 Ramey
・Vacqueyras Reserve’99 E.Reynaud
・Lucente’95 Mondavi & Frescobardi 1500ml
ああ、何とも良かったです。語弊が無い形でお書き出来ていれば良いのですが、お渡ししていたお金が返金いただけました。差し上げる気落ちもあった金銭ではありましたが、やはり私には大金でしたので安堵も。また、何はさておき先様の状況が改善されていることを祈ります。
そんな久々のレーメイにお互いに頑張りたく。
何ともここのところ本当にひとつのご職業に限られるような営業形態になってしまう晩が多く。お忙しいながらもドクターの皆様のバイタリティには何時もながら。
来週のお持込のワインをお届けを兼ねたムッシュは、この方もジャック・レイノーを愛でる方で。比較的、安価なこのヴァケイラスながらも’99の落ち着きと彼らの家系だけにしか出せないこの余韻の妖艶さに今宵もしばしのときを忘れて・・・・・。
久々の6名様の団体さんになられたドクターは、当然マグナムにて。トスカーナオーパス、オヴァチュアと言った方が良いでしょうか。熟成し始めたマグナムは、それでもこの遅掛けの時間帯にはややパワフルで。これもマグナムの利点が逆効果だったような・・・・。
泌尿器かと言うあまり渡しの顧客にもおられない立派な部長さんに為られますが何しろこの飲みっぷりとまあ親父のようなお人柄に惹かれます。
部下の方には理詰めで中々の厳しさでしょうが、これもまた上司のお努めかと。
 
       Sommelier R.Imamura