Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白の充実も

本日のお昼間は、愛犬はなちゃん のお散歩に。その際の東山の空はどんより としておりましたが、日差しは強く。案の定、帰宅後の僅かな時間差で 集中した雨になりましたが 今日も晴れ男で良かった。
そして、今日もワインの入荷が。
個人的な嗜好もあるのですが、お買い得なマグナムがあると つい手が出てしまうもので。売り上げもないのに、買っている問題でもあるのですが・・・・。
今回は珍しくヴァン・ド・ペイを。’99ヴィンテージと言うこともあってか、1,500mlのコトー・ド・ヴェルダンと言う企画のものでドメーヌ・ド・ヴァルモイジーヌと言う名称でルイ・ラトゥールがリリースしているもの。グラス対応も可能なものなので、¥1,200−帯のグラス・ワインでもお勧め出来そうで。しかも、こちらを6本も・・・・。
ちなみに自宅地下セラーの整理も進めているのですが、マグナムの1,500mlアイテムのご紹介を今回はボルドーをさせていただければ。
白のボルドーからはグラーヴのシャトー・ラ・ルヴィエール’00を。
赤ではカスティヨンのロック・ド・カンブ’97にジョアナン・ベコ’07を。メドックではレ・ゾルム・ソルヴェ’93を。グラーヴでは、スミス・オー・ラフィット’97にゴージャスなラ・ミッション・オー・ブリオンの’91まで。
右岸では、カノンの’92を。
そして格付けシャトーでは、ラグランジュの’05’98にダルマイヤック’95、カマンサック’85、タルボ’87、カロン・セギュール’93’82、そしてムートン’00’73ぐらいが現状のストックになります。ボルドーのマグナムだけでも多少のお宝にはなるかと・・・・・。
何方か如何でしょうか?
で昨夜も もう9月の呪縛のような
・Macon’02 Les Heritieres Comte Lafon

まま、少し兼ね合いの中でお立ち寄りいただいた リストランテ・オルトの谷村シェフ。スタッフの御嬢さんとしばしのお時間でしたが 白のご所望でしたので 僕自身もテイスティングを兼ねて。
それにしても、夏ももう終わりかけなのに 白のアイテムが面白いものも。
ジョセフ・ロティの’99のブルゴーニュ・ブランや ジョブロのモンタニのプルミエ’85と 現状はグラス・アイテムに事欠かないところなのですが、新たにマコンの地で仕込む白の特別な造り手のコント・ラフォンのバック・ヴィンテージが。彼のコート・ドールでのラインナップからするとこのレリティエ・コント・ラフォンはリーズナブルでお買い得な印象ですが ’02ともなるとその熟成感から格下のものと侮ることもしかねる 味わいに。現状は市場は’11くらいなのかな?それを考えると’02の存在は とても希少かと。
白い花の香りを振り撒きながら、厚みのある果実味が上質なブルゴーニュのそれを。8本程の手持ちですので機会があられればお勧めです。

                       Sommelier R.Imamura