Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’77’73

本日のお昼間は、店舗に荷物の持ち込みでシトロエンを動かし その後は愛犬の はなちゃんとお散歩を。涼しくなっていたような気がするのですが、今日のお昼間は非常に暑くTシャツは汗だくに。
そんな流れで僅かな手持ちの時間20分で、トライアンフのシートを剥がしてご近所を涼みに。短パン+Tシャツで気軽に流せる 650ccですから。
で昨夜のゴリ押しにも有難うございます。
・Chateau Mouton Rothschild’73 Pauillac 1,500ml
・Santenay’77 Chapelle & Fils

お電話をいただき、ご予算の額からお願いしようかな?でもお連れの方はブルゴーニュ・ラヴァーだったな・・・・・、でもトライだけはしてみようかな?そんな展開ではありました。
懸案のムートンのマグナムの’73、コルクが落下してしまってから 3日が過ぎようとしておりましたので そろそろ解決してあげたかった!そんな思いは名古屋からのムッシュの”面白い経験”と言う表現通りになりましたが、ややゴリ押し感もあったかもしれませんのでお許しください。
また、当初のご予算が結局なんだかんだと今回も倍のご予算になってしまったこともお許しください。
そして何よりも先週末からの流れで 名古屋からの顧客がおられるのも心から有り難い限りで。
色々なネガティブな表現も差し上げたのですが、やはりこのボルドー五大シャトーのマグナムであり またピカソのエチケットが貼られているものには迫力が。レギュラーサイズの’73ならば、まだ何となく見つかるものでもありますが1,500mlはネットでも以前は見かけなかったな・・・・。
味わいは、何となく柿のジュース感が僕には。まあ、正直’73だけに個人的にも経験値は高いかと思われますが 何時ものムートンの’73かな?勿論、大当たりのボトルも嘗てはあった記憶もございますが理解が出来る範囲のもので。ある意味ブルゴーニュ・タッチの今宵のゲストには、ありでしょう?のボルドーのグラン・ヴァン。
それでもお三方で、最初のボランジェとラフォンのマコン’02のグラスをたいらげられた後にマグナムも随分早い段階で目途が付いておられ。
20:30から結局1:00までの酒宴は、その後に やはりのブルゴーニュのリクエストで これまた難しいヴィンテージながらも 本当に綺麗で伸びやかな果実の柔らかさが感じられる’77に驚きでしょう!
そしてマールに〆のドラモットのハーフまで、話題に事欠かれないお三方らしい 素敵なお時間だったかと。
これに懲りずにご愛顧のほど よろしくお願いいたします。

                Sommelier R.Imamura