Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Coron Pere & Fils

本日のお昼間もジムに。これで今週も週3ノルマを果たすべくでした。それにしても、山登りマシンで汗をかきながらのテレビでは昨夜のスケートの内容が何度とも。本当に難しいもので、一昨日と昨夜では別人のような彼女にある種苦々しさも・・・・。
で昨夜の深夜の歯科医は
・Meursault Genevrieres’83 Coron Pere & Fils
・Cote de Nuits Villages’78 Coron Pere & Fils

2月も本当に静かな展開で昨夜も何とも厳しい時間がほとんどで。
そんな深夜にお電話をいただけたのは、滋賀県の歯科医の先生。これから、スケートの時間帯だったのですが彼らには関係ないようでした。
何件かのクラブさんを回られていたようですが、今宵はシャルドネをターゲットに。かなり厚みのある味わいを求めておられたようですが、カリフォルニアをお勧めしたものの結局熟成した逸品には勝ちきれず選択は’83を。
バターのような味わいには、劣りますが熟成したトリュフやマッシュルームの香りは若いワインには皆無の特徴でしょう。
やはり、濃密な味わいのワインは見つけられるでしょうが特に白のこの手のヴィンテージは他所では沢山はないでしょうから。
結局、僕も合わせて4名の経営者が集まりますとサイズは様々ですが持論は皆様色々に。話は尽きないため1本では終わりません。2本目の赤はこれまたコロンの赤を。
このところ、頻繁に使用するこの’78ですが今回も素晴らしいポテンシャルを。
何よりも熟成したトリュフの薫り高い芳香にブルゴーニュのオールドの特別感は変わりなく。
それにしても’83のジュヌヴィリエールに’78のコート・ド・ニュイと6本づつの手持ちでしたが、そろそろ在庫も尽きつつあります。そろそろ、大切にリストの中に入れてあげて大切に使わないと。比較的近づきやすい価格で’78のブルゴーニュがリストに入っているところはほとんど無いでしょうから。
’83’78ヴィンテージの方にはお勧めです。

                     Sommelier R.Imamura