Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’06

本日のお昼間は、ご依頼のシャトー・イケム’78の最終のやりとりを。土曜日にボルドーのネゴスからの出荷で、3日で東京に到着するとは他の業者さんでは中々考えにくい・・・・。正直、西村さんにも白旗を挙げられたので無理かと思っていましたが出来るものなのだな。驚きました。
ですが、普段からのお付き合いには難しい業者さんかもしれません。ただ、今回は1本あたりのボトルの代価が大きかったこともあるでしょうが、担当者の方が是非ともトライしたい!とのことでしたので素晴らしい対応に感謝いたします。
で昨夜の若いカリフォルニアは
・Rindo’06 Kenzo Estate

9月の最終も厳しい展開だった・・・・。
前半は、ひょうんな形でお越しいただいた葉巻屋さん。次男の彼が引き継ぐ業務の大変さは想像が出来ますが、僕も ぶどうの蔵を引き継いだ時は色々心無いお言葉もいただいたような。ほんの少ししか出来ないかもしれませんが、もちろん変わらないお付き合いを心得ておりますので頑張っていただきたい。
それにしても故人の彼の葉巻のストックや希少品を少しだけ売りきらずに残してしまう辺りに僕との共通点が感じられ。次男さんと偶々来られていた西村さんには信じられない?と言う表情をされましたが。
久々のドクターは、どうやら多いなプロジェクトを計画されているそうで。お手伝いを少しでもさせていただければ幸いですが、酔われていたしな?まま、良く流れがあればお互いに幸いです。
オーパス・ワンとの比較対象で、それよりもリーズナブルでより美味しいもの。そんなご依頼でしたが、このケンゾー・エステイトのスタンダードの紫鈴で十二分のポテンシャルでは?香りの拡がりやパワフルな果実味には共通点も。後はエレガンスが如何かな?もちろんお好みは其々ですが。
ただな、僕自身 交響曲1番は’01までしか経験がない。それ以降の若いヴィンテージのことをおそらくはおっしゃられているだろうから。もちろん所有者もコンステレーョンだしモンダヴィの血は途絶えた時代のものが中心だろうから・・・・・。まま、でも変わらないスタイルだろうな。
帰り際の階段足を滑らせておられたので、申し訳なく・・・・・。

    Sommelier R.Imamura