Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’09’03’02’99’82

本日のお昼間には懸案のシャトー・ディケム’78が届けられ。ですが、確認しておいてよかった。ヤマトさんのサイトで確認したところ、自宅に配送予定は4日の午前中に・・・・。それでは、先方にお届けするのにギリギリでどうしようも無く。ですのでサイトを見てみるともう伏見の営業所には届いているようなので対応依頼を。どうなっていたのだろう?折角、お早い手配をお願い出来ていたのに・・・・。まま、お陰で昼過ぎには特別な貴腐の最高級の’78が状態も素晴らしそうです。
で昨夜のカジュアルな10月のスタートは
・Chassagne Montrachet Morgeot’99 Louis Jado
・Chandon Limited Edition
・Santenay Blanc’02 Louis Latour
・Cabernet Sauvignon’09 Valley of the Moon
・Cote de Beaune Villages’82 Chapelle
・Chateau Joanin Becot’03 Cotes de Castillon

10月のスタートの準備が、間に合わなかった・・・・。初めての形でしたが、結局今宵はリストを使用する機会が訪れないある意味残念ですが事なきを。
パソコンの調子が悪く、発狂しながらも何時ものムッシュのお越しで諦めました。まま、そんなことも普通はないですが前半からやや進み気味の味わいのモルジョを。ハーフだからかな?前回も思いましたが、気が付けば手持ちも後1本か。ハーフの白が見つからない・・・・。
5名様のご予約をいただいていましたので。だから、慌てて準備をしていたのですが事なきを。カジュアルに4本を開けていかれましたが、夏のリミテッドのシャンドン、使い切れなかった感もありますが後こちらも1本ですのでこんな機会が有難い。
生ハムに名残のメロンを合わせて、定番のようですがサントネイの白を。こちらもルイ・ラトゥールは無難な果実味が納得で。
赤の流れで比較対象を。明らかにお好みは別れましたが、知っていただくことも意義があるかな?しっかりパワフルなカリフォルニア・カベルネに’82のヴィラージュながらも、その味わいはブルゴーニュの繊細なそれかと。まま、結局長いお付き合いが有られる顧客のムッシュはこちらの熟成を理解され。
連夜のドクターは、今宵はメルロー中心のしっかりめを。懐かしいジョアナン・ベコ、この’03も最後の1本でしたがここに来てこの’03のスタイルが明確に。焼けた年、そんな表現がフランスらしい酸も抜けきらないバランスで。カスティヨンからこの味わいは改めて世界観が変わった1本かな?
それにしても昨夜は、30分後に行くとのお電話があったのですが。何か有られたのかな?無事であれば良いのですが・・・・・。

           Sommelier R.Imamura