Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

若っ!ヴィンテージ’06’03’00

本日のお昼間は、ジムの後にお届けが。毎年年に何度かご依頼をいただくのですが、これも少なからずの営業になりますので有難い限りです。駅前のホテルさんなのですが、流石に対応もソツなく何とか問題なくお渡し出来たかな。
何時もながらのボランジェですが、今回は2ケースに赤ワイン27本に白ワイン15本と箱にして8箱で。6本入りのものもあり、またマグナムも4本ほどありましたので。
今回はシトロエンに買い換えていたので乗せきれましたが、以前のミニでは無理だったかな?ぎりぎりかな。
ちなみにボランジェ以外は、ルイ・ラトゥールのピュリニのプルミエ’99にパスカル・コタのサンセール ル・モンダーム’98。このサンセールが極上なんです!6本無くなったのが少し悲しくも。後6本残してます。
赤はサン・ジュースト・レンテンナートのキャンティ・クラシコ’96にジャン・ルイ・シャーヴ・セレクションの’01モンクール。そしてジスクールのセカンドの’05マグナムが。シャーヴの’01は全て使用しまいテイスティングが叶いませんでしたが、手持ちを少しでも使用したかったので致し方ない。何れにしても、このようなご依頼も承っておりますご入り用の方がおられましたら是非。
で昨夜の若めのヴィンテージのパワフル系は
・Zinfandel’03 Old Wave
・Rindo’06 Kenzo Estate
・Numanthia’00 Numanthia Termes
中盤にお越しの男性陣、”臭いチーズを!”そんな台詞で入ってこられましたが まま確かに過熟したエポワスは中々の通語のみの香りかな。手についたらかなり綺麗に洗わないと・・・・。
ジンファンデルのご指定だったのですが、手持ちはこの元サーファーの彼が仕込む銘柄のみで。しっかりとした味わいですが、余韻にやや希薄さも。愛らしさのカジュアル・ワインのひとつかな。
深夜の団体さんは、何時もはお一人の彼が。そのコミュニュケーション能力に失礼ながら安心いたしました。
相変わらずのパワフルな味わいをご所望で、先ずはカリフォルニアの贅沢なケンゾー・エステイトのこれで十分な味わいの紫鈴。確かに受けはいいのです。
〆はスペインをお勧めで。こちらも上位のキュヴェもありますが、このヌマンシアで十二分な味わいです。僕にはかなりスパイシーでしっかりめの味わいで肝臓もかなり疲労感を感じさせるものですがこれも嗜好品の面白いところです。力のワインもまたその宴のメンバーで変わるものです。

               Sommelier R.Imamura