Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

2月のスタート


休日は、このところ頻繁に伺っているような気がする電気屋さんに。懇意にしていただく顧客の方のご要望でお手洗いの便座にウォシュレットを。しかも、経費まで賄っていただけるようで この辺りも粋な方と何時もながら感心してしまいます。もちろん予算はありますが十分な額でしたので。近日中には、付きますのでお楽しみに
。まま、今時はそれ程珍しくはないでしょうが。
で、先週末の2月のスタートのカリフォルニア ワインは
・Pommard Les Charmots'82 Jean Michelot
・Chardonnay Red Shourder Ranch'98 Shafer
・Pinot Noir'05 The Beaux Freres Vineyard
・Pinot Noir'94 Mystal
・Gevrey Chambertin Clos Prieur'80 Roy Pere & Fils
前半は、お料理とご一緒に男性陣が。ブルゴーニュで悩まれていましたが、結局ご予算をおっしゃられ数本からお勧めを。1
ケースを仕入れたこの'82も半分が出て行きました。小ぶりながらも綺麗な熟れたスタイル。
久々のカリフォルニア ラヴァーが。結局、途中中抜けもありましたが3本のカリフォルニアにお姉さんも前半と後半は変わられ。
珍しく白の選択に、こちらもたっぷりの味わいのシェーファーを。'98と十分に落ち着いており、まさにバタリーな味わいですが白に於いては本家ブルゴーニュを凌ぐ品質かと。
赤は、希少な義弟を。評論家のロバート パーカーの義弟の造る、中々上質な1本。彼は立場上このワインには、コメントは出来ませんが久しぶりに飲んだこの銘柄はかなり洗練されておりこちらもブルゴーニュを飲み込む上質なもの。
彼らの〆は、少し熟成を意識させるもの。'94のマイスタル、約20年の時の経過ですが やはり しなやかさを備え持つ 複雑な味わいにも。中々手持ちも少ないカリフォルニアのバーガンディー スタイルが消えていき。
最終の顧客は、ウォシュレットも提供いただく何時のお二人。'80には意味がありましたが、リコルクは為されていないプュアな銘柄でしたが先日の'84程の透明感は……。
まま、'80はやはり偉大なブルゴーニュ。大ぶりな味わいを持ちながら酸の切れあがりが印象的で、優雅なスタイル。カリフォルニアとの違いは、ここが大きく。
Sommelier R.Imamura