Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

カリフォルニア ヴィンテージ’97’97’89

本日のお昼間も 愛犬のお散歩も 兼ねて 所用を 済ませてから 更に ホームセンターまで。次男をベスパ100の後ろに 乗っけて。
相変わらず ちょっとしたものでは あるのですが あれだけの 品揃えと 全体的には リーズナブルなものが中心です。僕の カウンターも そんなワインバーで 有りたいですが お世辞にも リーズナブルとは 言えないか・・・・・。
で 連休では 有りましたが 辛うじての晩の 素晴らしいカリフォルニアは
・Kistler Vine Hill Vineyard'97
・Kistler Sonoma Coast Pinot Noir'97
・Jordan Sparkling Company Brut'89

この晩は 野球は お休みでしたが 11月の 本当の意味でのスタートが 切れていなかったような。
作業をこなす訳ですが どうも落ち着かないのは 先日のトラブルから 未だ の印象も。
深夜たいにお越しの男性陣は こちらも このところ 順調にお越しのITの社長さんがた。以前は やや 苦言は定させていただいたものの 逆に ある種の ご理解もいただけたからの 形かな?と勝手に理解しております。
結果的には カリフォルニアの3本になってしまいましたが そらぁ 素晴らしいに決まっている。カリフォルニアのものに関しては 若いヴィンテージでも OKの 割り切りながらも 本気の銘柄は そうは行きません。カリフォルニアでも 多少の熟成を 当然ながらの手持ちで。
キスラーの 紅白ですが どちらもヴィンテージ'97に合わせたお遊びですが ヴァン ヒル ヴィンヤードの シャルドネは トロける甘みに 酸の 丸いヴォリューム感が ブルゴーニュとは また 異なるオリジナルの 上質な逸品。
赤の ソノマ コーストは 抜栓直後は 明らかに還元の 状態で。ですので 変な表現ですが 香りは嗅がずに とりあえず飲み込んでください!から。この香りは徐々に解消するのですが 味わいは 完全に ストロベリー シャーベットのそれで。香りと味わいの 裏腹さに これも また ワインの 面白味ですが そんな ご案内も ソムリエとしての大切なお仕事かと。
〆は カリフォルニアの 熟成したスパークリングワインを。と言っても ヴィンテージ'89の 希少な ジョーダンは 造り方からしても 十分に 並みのシャンパーニュでしたら ひれ伏す極上の 泡で。しなやかに熟れた 優美な 蜂蜜は そう この晩も 葉巻の ヒュミドールに 手を伸ばしてしまうことに・・・・・。
ありがとうございます!
Sommelier R.Imamura