Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

連日のご利用

本日のお昼間は、正午頃に眠たいながらも体を起こして。小学校の行事があったようで子供たちのお迎えにミニで伺いましたが、やや昨夜のと言うか今朝のワインは抜けきってはいないな・・・・。冷たい水で頭から冷やしてからの運転に相成りましたが。
で本日もワインが半ケース。カリフォルニアの豪華なワインのケンゾー・エステイト。何だかなんだと言いながらも少しづつの購入ながらも使いきっておりました、失礼ながら個人的にはやや飽きてきておりますが抜栓するとやはり素晴らしい味わいを感じさせられるだけにお付き合いの範囲も兼ねていただくのですが。
ですがプレステージ・クラスは今回は欠品だったこともありフラッグシップとも言える紫鈴を。’06ヴィンテージをバック・ヴィンテージとの売り文句でしたが僕にはバック・ヴィンテージとは?
まま、それでもレギュラーとハーフを2本づつに新しいキュヴェの明日香’09のハーフも。確かこちらはカベルネ・フランをベースにしたものだったかと。姪っ子の名前でもありますが、あんまり関係ないか。
で昨夜の連夜のご利用は
・Deutz Brut’83
・Auxey Duresses’89 Joseph Drouhin
・Taittinger Brut’90
・Barbaresco’91 Gaja
前半からのご利用がございましたが、ばたばたとお料理も対応させていただきながら。ただ、お初のご利用のムッシュでしたが直ぐに書籍を開かれたのであまりお相手は出来ませんでしたが 良かったのかな?
中盤からのドクターは、どうやら遠距離を通われていたようで。まま、しばしの期間でしょうから頑張っていただきたいですが。何度かお話させていただいていたシャンパーニュの古酒、毎晩のように少しづつ抜栓させていただくだけに手持ちも本当に不安も隠せない。ですが、やはり本当の美味しさのシャンパーニュの飲み頃をお伝えしたいのも本音です。結果、やや酸が高い味わいが持ち味のデューツですが中盤以降に本領を。このヴィンテージでもドクターは未だ産まれておられないだけに僕の顧客の中では非常にフレッシュな方かと。
続いて少しだけブルゴーニュも。個人的にもテイスティングを兼ねたドルーアンのオーセ・デュレス’89。エチケットはピカピカですがコルクは浸透をさせられており、ヴィンテージの良さもあってかコスト・パフォーマンスの高い柔らかくチャーミングなピノ・ノワール
連夜のお約束を聞いておりましたが、待てども待てどもでした。深夜になってからのお電話に両手に花のドクターでしたが、久々の女医さんがたで。やや、失礼なお話の展開もございましたがお許しを。
テタンジェの90、纏まりのあるバランスで一般にはこれが正に飲み頃と表現されるのでしょう。この’90も最後の1本でした。残すはモエの’90もありますが僅かです。
〆は今回もガヤで。紫煙を上げたいご様子も気づいておりましたが、ご開業に関するお悩みのお話も最後は僕とふたりで。そんな関係も嬉しく思いますが、年齢的にも近いだけに是非ともトライしていただきたい!もちろん、遠いながらも応援は心より。
’91はやや閉じこもる印象もありましたが、これもまた菫の香りは相変わらずで。
本日の学会には起きれたのでしょうか?
今宵もお待ちしております。
                       Sommelier R.Imamura