Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’97’96’83

本日のお昼間も週3ノルマのジムに。数年通いましたが、初めてだな・・・・腹筋のマシンを使用中におばさんに”まだ、やるの?”と声を掛けられ。まま、確かに少し休憩を目を瞑りしていたのでお気持ちも解りますが袂でずっと待ち続けられても。暗黙のルールが有るような気がいたしますが、仕方ないな。大人の対応をさせてもらいましたが。
その後は、本日も自宅で映画が憂いを晴らしてくれる内容のもので。”英国王のスピーチ”なる実話のもので、まま要は どもり ですかね 国民のに対してスピーチしなければならない方が克服していくストーリーなのですが心洗わえるシーンも。ワインネタとしては、シャンパーニュの’23年と言うセリフも出てきましたが。このヴィンテージは流石に経験はない気がする・・・・。
で昨夜のこの晩も酔っ払いでしたが
・Nuits Saint Georges Les Damodes’83 Charles Vienot
・Grongnet Brut’97
・Chianti Classico’96 San Giusto a Rentennano
前半はお待ちする展開でしたが、久々の筑波からのドクターは今回も学会で。こちらがお客様を呼ぶ福の神に成られたのは、有難い限りです。
週内いっぱいはおられるご様子で珍しく今宵は1本のボトルで終わられましたが、信頼の造り手のシャルル・ヴィエノのダモド’83はぎりぎりの味わいを閉じ込めていたな。コルクも何とか抜ききるような展開ではありましたが。
連日のご利用のお約束でしたので今宵はリベンジの心積もりです。
ワインバーも数件回られているマダムですが、今宵は中々飲まれることに。
シャンパーニュからのスタートが気がつけば2本の飲み代になりましたが。
’97のグロニエ、スペシャル・クラブだと言うことで比較的良心的なプライスになるものです。熟れた蜂蜜のニュアンスも幾分感じられる中の溌剌さがバランス良く。
深夜になってくるとキャンティでは、物足りなさもあるものですがこのテイスティングも兼ねたサン・ユースト・レンティーナの’96はキャンティらしいチャーミングな果実味も魅力ですが、それ以上に熟成した格上のキャンティ・クラシコのポテンシャルを遺憾なく。’96で16年ぐらいのときの経過に舌づつみを打つ貴重な1本でも。

                          Sommelier R.Imamura