Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュの晩

本日のお昼間は、フルーツの買出しに。まま、そんなに大量に必要な訳ではないのですが今が旬の苺なんかは正に昨夜のシャンパーニュには最適ですからね。
何だかんだと ちょこちょこ経費は必要なもので・・・・。
で昨夜のシャンパーニュの晩は
・G.Michel Brut Tradition’89’82
・G.H.Mumm Cordon Rouge”1”
・Gosset Brut Rose’85

オリンピックも終わり2月の後半になって、ほんの少しですが偶々かな?動きも。まあ、何よりもこのところ呑み込ませていただくワインの量が増えているので有り難い限りですが体調管理も改めてしっかりとしないと。
中盤は久々の方などでダラダラと時間は流れておりましたが、後半にかけて何時もの皆さんが。
今宵もシャンパーニュを3本の抜栓になりましたが、やはりこうやって値ごろ感のある美味しい熟成したヴィンテージ・シャンパーニュは消費されていきます。
ギ・ミシェルのブリュット・トラディションの’89’82は、まさにその味わいの違いをはっきりと。’89も偉大なヴィンテージでもあり、泡も滑らかなのですがこの流れで やはり’82の素晴らしさは際立ちました。やや、若さを含んだ溌剌とした味わいの’89に対して 正に林檎の蜜の部分の味わいを多分に含んだ’82はこれまで熟成したシャンパーニュに距離を置いていたお姉さんの嗜好にも変化をもたらすことに。
やや足りない飲み代をNVのマムのF1ボトルで。うーん、正直この流れはどうしようもないことですがここは割り切るしかない味わいの差異なのですが ままF1好きのムッシュですので。数年前にはF1のチケットもいただきましたし。
〆のシャンパーニュは、珍しく深夜にお一人でのドクター。選択肢として’90のブルゴーニュもあったのですが、シャンパーニュもおっしゃられたので今宵の流れはこちらでしょう。
ゴッセの肉厚なボトルの中でゆっくりと熟成したロゼは、やや泡に希薄な味わいを経ておりましたが これもまたロゼの色素の中にタンニンが残されており。最近は、酔われるお姿はほとんど見かけないな。昨夜も飲み足りないご様子だったのかな?

               Sommelier R.Imamura