Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

初体験も

休日はまたまた次男のダダに付き合う形でゆっくりとさせてもらえたような?それにしても僕が子供の時は、ご飯なんかは、ちゃっちゃと食べてしまい外に飛び出したものですが。
また、事件は長男が。まあな夏休みは、暇を持て余す時もあるでしょうが家の中で物を投げてしまえば!僕の細やかなコレクションのトライアンフのバイクのフィギアに上手いことに当たり。繊細な造形はある種の芸術のようでもありますが、かなりの損傷を。オークションで落札したアンティークのものも有ったのに・・・・・。
で先週末の初体験もさせてもらい
・Vosne Romanee’79 Louis Jado
・Zinfandel Lytton Springs’92 Ridge
・Jacques Selosse Le Mesnil Oger Les Carelles
・Chateauneuf du Pape Pignan’96 Chateau Rayas
連日のご利用は、有難いものの前夜の意味深な展開に理解はいたしましたが。
何時も通りのブルゴーニュからのスタートでしたが、ジャドのヴォーヌ・ロマネも6本いただいた銘柄ですが安心の1本だけにここでも。残すところ2本かな?早い展開でもあります。
2本目は、知りませんでしたこちらのムッシュが大塚さんの関連だったとは。空きボトルで先日開いた’76のリッジをご覧になられてこの流れに。やはり、空きボトルにもその使命はまだまだ残されているのですワイン・ラヴァーにはこの上ない存在でもあるでしょう。
希少な’92のリットン・スプリングですが、やはり先の’76とは比較にならない強固なもので。もちろんカリフォルニアらしい濃密な味わいではあるのですが、ジンファンデルにプティ・シラーとグルナッシュがほんの少しづつブレンドされて。
お約束通りのお持ちに感謝いたします、このセロスのリューディー・シリーズはお恥ずかしながら初体験のものとなりました、またひとつの経験値ですがどうもこのキャレルはリーが随分と混じったもので。彼のスタイルももちろん見えますが市場の価格は、如何なものでしょうか?まま、僕も言われるがままの価格で仕入れてしまいましたがこちらのムッシュは原価で飲まれたようだな。それにしても、その価格で提供されたイタリアンのあちらさんのルートはやはり?かな。
〆は久々のドクターでした、お忙しい中を縫ってのお越しは何時もながらですがやはりセレクトはお好みがはっきりと。ジャック・レイノーの希少なセカンドながらも’96が出てくるものです。3本の仕入れがなされているだけに気持ちは楽ですが、味わいは相変わらず妖艶なムスクの香りがぷんぷんと。グルナッシュ最上の造り手は、やはり彼に間違えない!

                        Sommelier R.Imamura