Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

就職祝い

本日のお昼は、税理士さんとのミーティングで。朝まで女子のサッカーの観戦をしていたこともありかなり眠たい打ち合わせにもなりましたが、収支の結果の方も遂に今季2月を残すところで赤い数字が見えてしまい。挽回したい展開ではありますが、昨年も8・9月は大苦戦の流れに悲観もありますが頑張りたい。
そして今日もワインの入荷が1ケースだけ、インデントで纏めてオファーをしておりましたがこんな時にグラス・アイテムの不足で苦しんでいたところのボルドーが。サンテモリオン・グラン・クリュのシャトー・ベルリケ’97を。リリース直後は’97の評価も中々酷なもので確かに全体的に希薄な印象もありましたが、ここにきて柔らかく繊細なメルローの甘みに好印象も。グラス対応で¥2,500−ですが、よろしくお願いいたします。
で昨夜のボルドー
・Chatedau Grand Puy Lacoste’86 Pauillac
8月はここからが中々難しい展開になるのです、お盆に突入するのと近畿圏での花火大会などで動きが穏やかになるのかな?
また、サッカーも気持ちも解りオリンピックの観戦も僕自身も。そんな昨夜は、’86産まれの祇園町のお姉さんの再就職のお祝いを兼ねたお食事で。
当然ながら’86ヴィンテージでしたら、幾らでもリスト内にストックが特にボルドーでしたら有るものと。僕自身もそうですが、ゲストのムッシュも思惑は一緒でしょう。ですが、困ったことに現在の状況だと’86はブルゴーニュは幾つかあったもののボルドーはこの5級のグラン・ピュイ・ラコストしか・・・・・。’85ならば選択肢も随分ありましたが、またこう言った在庫管理も確認していかないと。
それにしても就職先の都合上、直ぐにインドに派遣されるとは若い独身の女性が日本から出られることに特に独身の男性には大きな問題のような?今後はこのようなことも増えていきそうな気も致します。
店舗のセラーの中で、おそらく随分長居していたと想定されるエチケットのカビだらけの状態でしたが中身の方はもちろんアフターにほろ苦さを残す熟れた果実の味わいに。
お連れになられたムッシュには、今年前半からご不幸も有られたそうですが偶には息抜きにお越しいただければ幸いです。。

                       Sommelier R.Imamura