Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

厳しき週末・・・・

本日のお昼間もゆっくりと可能な限り。土曜日で子供たちはお休みでしたが、どちらも風邪の症状は落ち着いているようで大分安心です。寒さは何となく少し落ち着きを感じさせられましたが、まだまだ2月は油断できない季節かと。
ちなみに本日も少しながらワインの入荷が、探していたルイ・ラトゥールのシャルルマーニュがまだまだ若いですが’96を。貴腐の最高峰のイケムが所有しているファルグの’86が。イタリアからはガヤのハーフのバルバレスコ’91に同じく’91のイタリアン・ペトリュスのラパリータが。また’94のルーチェはファースト・ヴィンテージであることもお忘れなく。
ローヌはギガルのロティの’88を。ブルゴーニュからは、ジャイエでもジルの方のエシェゾー’94にクリスチャン・コンフロンのヴォークラン’85に赤でもルイ・ラトゥールのシャンボールの’76を。
で昨夜のこれまたお化けの晩は
・Latricieres Chambertin’94 Des Forges
うーん、この寒さでは通用しないくらいにここ数日は動いていない僕のカウンターですが体調も合わせて致し方ないか・・・・。
後半になってやっと少しづつ動き出したのですが金曜に期待する展開ではなかったかな。
深夜のお二人は不思議の国のアリスにピンクの兎でした。昨年までのお店ではお化けの趣向はなかったようですが今年からお世話になられているお店では原則のようで、まま僕は目の保養をさせていただきましたが。お供をされた何時ものムッシュもお疲れ様でした。
病み上がりにはこのフォルジュのラトリシエールは’94で頃合いも良く優しく体に染みわたり。これくらいからスタートすれば、まま問題はないでしょう。
また、今回の画像は最近手に入れたお気に入りで。喫煙関係の商品は相変わらず本当に高価な物が多く、大変ですがこの’50年代にノベリティでまま無償でおそらくはレストランやバールに宛がわれた灰皿なのですが今となっては中々高価な価格で取引されています。まま、僕みたいな人間が価格に反応しているだけでしょうが・・・・・。20cmほどのスクエアで5cmほどの高さのシガー用の灰皿ですがシャンパーニュのテタンジェが造っていたコントの紋章も豪華にはいったもの。手に取るとかなり軽い重量ではあり、また細かい傷や色の剥げも所々に。それでも2人以上で紫煙を上げる際にはテタンジェの出来ればヴィンテージが入ったものを飲みたくなる心擽るプチ・アンティークかな。

                     Sommelier R.Imamura