Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

シャンパーニュ

本日のお昼間はゆっくりと。次男の幼稚園の参観授業があったようですが、どうやら今回は短い時間の英語の時間でしたので失礼させていただき。
その為、相変わらずお昼過ぎのケーブルテレビの映画を。ロバート・レッドフォードウィレム・デフォーの誘拐が題材のものでしたが、あまり他の作品での記憶が自身はないレッドフォードと正に相変わらず悪役でしたがプラトーンなどの作品で強烈にその存在感を記憶に残すデフォーで。
とてもシリアスな人間ドラマでもありましたが、最後は非常でもありながらも何処か人間味を見せた”二重誘拐”だったかな?
で昨夜のシャンパーニュ
・Krug Grande Cuvee
・De Venoge Brut’90
・Beaumont des Crayeres Nostalgie’97
寒さも、また夕方から降り始めた雨もあり今宵の展開も暗雲が漂うそんな印象で。前半は店内の寒さ同様閑散と。
後半から待ち合わせを兼ねたお越しのお二人でしたが、やはりクリュッグのハーフぐらいは飲み干してしまうくらいの時間をお待ちさせていただくことに。
先日のJCさんとは、異なりますが今宵もムッシュは他の経営者さんがたの集まりでこちらは基本的には創業者の方ばかりで中々皆様厳しい感覚もお持ちの方の集まりで。この集まりの会合に遅刻されると罰金¥100,000−だそうで、ままそれだけのビジネスを皆さんされているだけにそれもそれで妥当なところなのかもしれません。
お越しになられてからは先日も抜栓した、ド・ヴィノージュ’90を。やはり’90は非常に熟れた偉大なシャンパーニュが沢山見受けられる。このハウスも濃密に深い味わいをコルク栓で押し込めており、あっという間に手持ちを使い果たしてしまった・・・・・。
後半のもう一組のゲストも何時もながらのシャンパーニュを。こちらは’97のノスタルジーながらも、この辺りのヴィンテージも中々希少なものになっており。シャンパーニュの生産者協同組合のこのクレイエールですが、充実した果実味に滑らかな泡の纏まりはこのヴィンテージでも既に深い余韻を醸し出しており。
こちらも遂に最終のボトルでした・・・・。どうもシャンパーニュのこなれた味わいで価格帯のものはキリが無く。そして、やはり豪華な気分で仕方がない。

                         Sommelier R.Imamura