Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ’92’86’76’73’69

本日のお昼も週3ノルマを果たすべくジムに。念願のカナダグースのダウンベストを手に入れたのでぎりぎりのMサイズですのでお腹のサイズも少しでもダウンしたいものです・・・・・。
また、食後はまたまたの映画鑑賞をダイニングで。今回は”スピード2”これまたウィレム・デュフォーは悪役で。相変わらずではありますが、ワインネタとしては後半のシーンで豪華客船が海辺のリゾートに突っ込むのですが桟橋に掛けられた巨大なモチーフのドンペリニヨンのボトルが。客船に粉々にされてしまったのですが、中々の宣伝になったのでは?
で昨夜のバーガンディは
・Meursault Perrieres’92 Albert Grivault
・Beaune Theurons’76 Louis Jado
・Gevrey Chambertin’73 Antonin Guyon
・Meursault’69 Leroy
・Morey Saint Denis 1er’86 Manoir de la Bressandiere
今宵も大分飲んだな・・・・。久々のリストランテ・オルトの谷村くんが。気の合う飲み友達の感ですが、彼も大分弱くなったな 後半は寝入っておりましたが。
ボランジェをハーフで飲み込んだ後は、アルベール・グリヴォーのペリエール’92で。流石の’92の旨味ですが、意外にまだ硬さも。ミネラルがまだまだ熟成を予感させます。
赤は悩みましたが’76ヴィンテージの彼に合わせて。ただ、久々にこれは状態が熱がはいったような状態で。直ぐに業者さんに夜中ながらもお電話差し上げ。赤伝ですね。
変わりは悩んだもう1本からのギヨンの’73を。これはもう2本を試飲済みでしたので、正にこれがブルゴーニュの熟成と教科書通りの安心の味わいを。
深夜には、何時もの芸妓さんとムッシュが。何時も通りの白でしたが、今宵はしっかりと熟成したネゴスのルロワのムルソーを。赤白ともに例外的な出来に仕上がったこのヴィンテージ’69は、これまた深い味わいながらもまだまだその生きの長さを誇示するかのような酸も。誰の作品だろう?
〆は今年は帰国されなかった中国籍のマダムですが、まま2月に卒業旅行を兼ねて帰国されるそうですので。お利口なこのブレッサンディエールですが、溌剌とした酸も併せ持ちながらもチャーミングでもあり十二分な味わいは正にカリテ・プリ。

                     Sommelier R.Imamura