Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

黄金宮殿

本日のお昼間は、次男の幼稚園の運動会に。学区内、長男の小学校と続いた今年の運動会も今日の3発目で終わりました。朝9:00からでしたが・・・・・・。
慌ただしく朝の喧騒ではありましたが、心配していた次男の 引っ込み思案の性格でしたが無事 かけっこは1等賞で。障害走はビリケツでしたが。
東福寺に近い幼稚園さん、女性の園長先生の一生懸命さも非常に感じられます。まま、好みは有るとは思いますが 手放しにまだまだ可愛い幼稚園のですので。
で昨夜の黄金宮殿は
・Cabernet Sauvignon Domus Aurea’96 Quebrada de Macul
・Chateau de Rayne Vigneau’96 Sauternes
前半は完全にサッカー観戦が出来てしまい・・・・。何となく不甲斐ない内容に昨夜も叫んでしまいまいましたが、何はともあれ勝ちは勝ちではありますが。負傷しているレギュラー選手がいる時はチャンスなのにな、一段と本田の存在感が感じられた。
で中盤から今宵もほとんど男性陣に店内はごったがえして。
未だにかもしれませんが、チリのワインと言えば。そんな感じのドムス・アウレアです。懐かしさすらありますが、リクエストがチリであればコストが合う限りはこの銘柄をお勧めする機会が多いような。カベルネ・ソーヴィニヨンのティピカルなミントやユーカリの香りをはっきりと感じさせ且つパワフルでありスムースなタンニンは流石に’96かな。
手持ちの’98と’96で葛藤しましたが、こんな時に’98が見つからない・・・・・。希少なヴィンテージにも成りつつあるのでは?の’96でしたがローマ皇帝ネロの建てた黄金宮殿にちなむドムス、エチケットからもそのイメージが。
それにしても男性はその増加した体脂肪と髪型で馴染みの顧客であっても気付かせられないことも。相変わらず理詰めのビジネスのお話で激論をされておりましたがシガーの紫煙に今宵は甘美なソーテルヌを。こちらも’96で滑らかさも出始めたレイヌ・ヴィニョーですが、赤と比較するとこちらは世紀をまたいでも熟成していくだけにとろとろの質感で。

                        Sommelier R.Imamura