Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ボルドーだな

本日のお昼間も週3ノルマを果たすべくジムに。所要時間5分もかからない距離ながらもベスパ100で、肌寒さも感じられますが相変わらず短パンにサンダル履きで。上半身はスウェットをはおっておりますが暑がりはもうしばらく。
で帰宅すると昼食を次男がフライングしながら。お昼からしっかりと本日は、おでんでしたが辛子ってマスタードとちがって本当に鼻を強烈に刺激してくれるな・・・・・。
で昨夜のボルドー
・Chateau Joanin Becot’03 Cotes de Castillon
・Chateau Grand Mayne’97 St Emilion
・Chateau Gloria’91 St Julien
・Delamotte Brut
前日に比べれば比較のしようがないくらい充実感はございましたが、本当に皆さん全てのゲストがスーツの方々ですと相変わらず重苦しさも・・・・・。
まま、いずれにしてもビジネスのお話を邪な誘惑が無く為される空間としては嬉しい限りではございますが。
うーん、失礼だったかな?頑張ってリストをご覧いただきお決めいただいた銘柄がご希望なのは赤ワインでしたが指されたページがブルゴーニュ・ブランでしたので・・・・。
そんなこんなで、お勧めにご了承いただけましたがアルゼンチンのカベルネ・ソーヴィニヨンから。
気が付けばボトルは空いてるものです、横目でお隣のやや年配のお二人のボトルはサンテミリヨンの柔らかく飲み頃を意識させられるもので。’97は現状中々のバランスを保つものが多く、このグラン・メイヌもメルローらしいチョコレートのニュアンスをはっきりと。
で南半球の次はハーフでカスティヨンのべコを。懐かしい銘柄のジョアナン・ベコ’03は、変わらず溌剌とした当主のマダムの印象を未だに。暑く焼けた年の’03は、ハーフながらもカスティヨンながらも濃密でパワフルに。
ご縁は奇遇なもので、お知り合いの方々もひょんなことから。男性陣に完全に占拠されるカウンターでしたが、やはりこのアンリ・マルタンのグロリアは熟成と共に非常に上質で素晴らしいボルドーに変化しておりました。以前は確か’97に劣る味わいだったような憂いを見ましたが、まだ早かっただけか・・・・・。落ち着いたエスプレッソの香りの中にも、非常にがっちりとした余韻のタンニンは緻密に造り込まれたバランスを感じさせられます。クイリュ・ブルジョアの中でも特筆な銘柄かと。
〆はシャンパーニュで。久々のデュラモットでしたが、大分酔われたムッシュを横目にマダムは。確かにこんなシュチュエーションでは、ハーフは勝手が良いかな。

                 Sommelier R.Imamura