Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

意外にバタバタと

本日のお昼間もジムに。浴場に併設される、サウナの中では偶に大声で自身の主張や博識をご披露される方がおられますが出来れば他所でお願いしたい。狭い空間なので、まま知識を得られることもありますが聞きたくない陰口に近いことも有られるので。
それにしても、帰り道での食材の購入では野菜が高いな!まま、ワインに比べればですが鮮度が問われる生野菜は大変だな。
で昨夜のワインは
・Chateau Camensac’89 Haut Medoc
・Savigny Les Beaune Aux Vergelesses’90 Simon Bize
・Pernand Vergelesses Les Vergelesses’96 Dominique Guyon
2月はやはり苦戦は否めませんが、この週頭は意外にバタバタと。何故か集中されるゲストのお越しに今宵の中でも最大であろう顧客のお席が物理的にご準備出来ない苦しみもございましたが。
久々にグラス・ワインでの対応が目立つ印象でしたが、やはりボトルはボトルで。
前半からの何時ものムッシュは早くも花粉の飛散に苦慮されており。イカ墨のリゾットには相性は、うーんですが非常に柔らかく熟成したカマンサック。ただその中にも中程度以上の余韻の長さは流石グラン・クリュ、穏やかなアペラシオンながらもその素性を表現します。
そろそろ今年中には、決められるのでしょうか?そんな雰囲気も感じられますが、本当にその際は王様を開けていただけるのかな?まま、楽しみに。
ビーズの’90のヴェルジュレスは、ヘビーローテーションのお約束通りの活躍では。比較的酸が高いエリアですが、’90はやはりヴォリューム感でも納得の上質なレベルに有ります。
後半もバタバタとしながらも、本当に今宵は長い長い晩にやや疲労感も。
今度のヴェルジュレスはペルナンで。’90にも比較出来るヴィンテージであろう’96ですが、やはりまだまだ若さは隠し切れず。ましてや今宵も随分飲み込んだ後でありシガーも燻らしておりましたので、本音はやはりも少し円みを帯びたヴィンテージワインを。贅沢か、ドミニク・ギヨンも個人的には安心感を。

             Sommelier R.Imamura