Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も極上

相変わらずの週3のジム通いは、体重にはそれほど効果はないのかもしれませんが気のせいか筋肉に変化が見られているような?
まあ、実際はどうかは解りませんが普段からの暴飲・暴吸ですので運動は習慣的に。
で昨夜のこれまた極上のワイン達は
・L’Ermita’97 Alvaro Palacios
・Philipponat Grand Reserve’74
・Chapelle Chambertin’80 Pierre Damoy
・Morey Saint Denis’91 Dujac
・Cornas’88 A.Clape
・Richebourg’74 Jean Gros
何時ものMRさん、鬼の居ぬ間にではないですがこんな時こそかもしれません。それにしても、素晴らしいワインのコレクションには脱帽の感も。
スペインの至宝は、ウニコにピングスに後はこれでしょう。パラシオスのレルミタは久しぶりに。未だにパワフルさは残すものの、ダーク・チェリーの濃密な香りと凝縮した果実の味わいはモダンの一言。
ソムリエールの合格祝いは遅くなりましたが、今宵は二度のお越しのなりましたが1本目はシャンパーニュの熟成を。’74は希少です、以前はドゥーツはありましたがこのフィリッポナもまた通好みのミネラルを。
大きなお仕事が為されたようです、こちらもお祝いも兼ねたグラン・クリュ。ヴィンテージ’80も、どうも顧客の方々がおられ手持ちは何時も直ぐに。肉付きの良いシャペルは、チョコレートのニュアンスも含みながら。
相変わらずの手強いマダムですが、ままお許しもいただけたのかな?
デュジャックの村名ながらも今回のボトルは、大分落ち着いていたのでしょうか?素晴らしい果実味と彼特有の優雅でセクシーを香りはやはり健在です。
お次はローヌも、コルナスはこれも久々だな最近はヌフやロティ、エルミタージュが中心なだけに。ですが、やはり季節感は抜群でムスクの妖艶な香りは熟成香も合わさり非常に気分で。
〆は贅沢にも今月2本目の、ジャン・グロのリシュブールを。まあ、こちらにのお姉さんのお祝いに考えていた先のシャンパーニュとこの’74でしたので。’82ほどのピュアさは失われつつあるものの、ヴィンテージ特有の儚さをも愛でる。そんなソムリエで有りたいものです。おめでとうございます。
Sommelier R.Imamura