Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

イタリア

連休をいただきました、強烈な夏日に日曜はボーイスカウトのお供を。王子動物園までの中距離でしたが、暑すぎて動物臭が異様に。
月曜は妻は、小学校に行事に。炎天下の中、僕は庭の草むしりにて日焼けも。火曜の午前中にも自宅ベランダにて、夏の定番のビニール・プールにて次男と甲羅干しでした。
で、先週末の意外な展開は
・Puligny Montrachet’99 Louis Jado
・Philipponat Reserve’74
・Pernand Ile des Vergelesses’79 Chandon de Briailles
・Brunello di Montalcino Soldera Case Basse Reserva’94 Gian Franco Soldera
・Tignanello’96 Antinori
前半はツケを、完済も兼ねてご同伴。早く言ってよ!前回は食べておられたサーモンと光物のお魚がダメだったとは!
後半は、幾分飲み会的な雰囲気でしたが何時もの。貴重な’74のヴィンテージ・シャンパーニュ、フィリッポナのものでしたら流石に安心感が。ほろ苦く、また柔らかく酸がたち甘みが余韻を纏め。
ひょんな形でのドクターは、遂に念願の彼女を。若干お顔は差しましたが、かなり熟れすぎの印象のペルナンもまた幸せなものでは。
合流のイタリアンのソムリエールさん、オーナーさんとシェフも存じておりましたと言うのもご縁かと。
それにしても解り易い、アイテムをお持ちするだけでその方のワインへ対する感覚と経験が計り知れてしまうのも失礼ではありましたが。ヴィンテージ’76のガヤが自宅地下に置き去りだったのが残念で、それでもソルデラの派手なエチケットは彼女には最高のパフォーマンスを。
懐かしくも10年以上前に購入していたこのブルネロ、今もあの頃も高価なボトルであったことには変わりありませんが其処まで喜んでいただけるのであれば甲斐が有るというもの。意外に飲みごろでもあり、たっぷりとした甘みが酸を包み込みノスタルジーに一人で浸りました。
〆はこれで勘弁して!のティニャネロでしたが、これもまた。そうね、誰もが通るイタリア・ワインの道の銘柄でしょう。我ながら恵まれていることに感謝いたします。
’96はまだまだ若いな!〆には正直難しさも、私にはお連れのムッシュ痛風ネタに蜜の味が。失礼。R