Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

勇み足

本日はお昼までゆっくりと。それにしても、やはり桜の季節は祗園四条界隈は観光の方々と新入生を迎える歓迎のサークル組みに押されるような出勤になります。まあ、正直僕のビジネスにはあまり直接的な影響はないでしょうがやはり観光都市だけに、廻りまわって経済的な動きもあるかと期待はしたいものですが。
意外にゆっくりながらも、やはり後半に動きは
・Chateau Rauzan Segla’98 Margaux
・Nuits Saint Georges Les Murgers’00 Alain Hudelot Noellat
・Philipponat Grand Reserve’83
・Monthelie’92 Bernard Boisson Vado
・Clos de Vougeot’52 L’Heritier Guyot
・Chateau L’Evangil’79 Pomerol 1500ml
男性同士でしたので、よろしいかとボルドーのこのクラスのものは思い切った価格交渉をしていただいても。お値打ち価格と憚らずにお選びになられた2級のシャネル所有時のもの。
ドバイのマダムは、今回も荒れた晩に。軽くユドロ・ノエラで流す予定が、結局フィリッポナの熟成の美しさに舌鼓を打たれ、しまいにはモンセリーまで。それにしても何故?男性陣はお連れのマダムがおられ、しかもこちらにたしなめられながらもお一人の女性には会話を振られるのか。
狭い街でもありますが、お知り合いがお知り合いを呼びより良い関係が構築されるのはそれはそれで。ただ、判断を誤ってしまうこともあり。酔ったことを言い訳には出来ませんが。
稀少なヴィンテージのグラン・クリュ。’52とは中々ピンとはきませんが、ここにも意外な古酒の魅力は込められているかと。
ただ、〆の選択のボルドーのマグナムはお気にめされなかった様子も。お叱りをいただきましたが、次回は埋め合わせを。個人的にはメルローのしなやかさに翻弄されておりましたが、どうやらやはりご期待は何時ものシャンパーニュの熟成か白のブルゴーニュの際物だったのでしょう。よく解ります。

            Sommelier R.Imamura