Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブリティッシュ

フランス人のワイン消費が、激減の流れを止めれていないようです。1980年の調査では、50%くらいのかたが、まだ日常的にワインに親しんでおられたようですが今回の調査では20%をきっておりワイン離れは深刻かもしれません。
日常的に飲まれる方は、必然的に消費量をかなりあげておられるのでしょうが。また、それでもほとんど飲まれない方でも来客が有られた場合の飲み物はワインを選ばれる確率が高いという事実も。ワインの本場?銘醸地を世界1多く抱える国でもワインは晴れの日の飲み物になっているようです。
そうだな、職業柄はありますが個人的にも若い頃から日本酒を敢えて飲む機会は少なかったものな。
で連休明けのワインは
・Nyetimber Blanc de Blancs Brut’96
・Gevrey Chambertin’85 Georges Vasseur
今宵も宇治川の花火大会が、一時検索エンジンではトップになっており。やはり夕立の影響を懸念された方々が、お調べになられたのでしょう。行けるはずもない私ですら興味本位で調べたくらいですから。
先月はお忙しかったのでしょう、ご一緒が一度もありませんでしたが今宵は久々のご一緒で。8月の後半に迫った日本ソムリエ協会の認定試験を控えられたお姉さんですが、前向きに頑張っていただきたいものです。どうせなら資格ごとは一度で終わったほうが楽でしょうし。
イギリスのスパークリングも随分認知度も上がった様子です。やや熟成したボトルも市場に出だしたのも、私のようにその存在を遅ればせながらも認めた仕入れ担当者のソムリエさんがたの存在も否めないでしょう。
事実この’96のブラン・ド・ブランも完全な飲みごろには達してはいないものの滑らかに熟れ始めた酸のバランスが余韻に綺麗に溶け込んでおりシャンパーニュ以外の泡物の存在を強く感じさせ。もちろんイタリアのフェラーリなどのスプマンテやカリフォルニアのスパークリングなども印象が良いものもありますが。
赤も1本。今宵は既にロマネ・サン・ヴィヴァンなどグラン・ヴァンも飲まれているようで。私の抱えるラインナップからはここまではお勧め出来ないわけではないですがヴィンテージで目線を。まま、個人的にもこの耳慣れないネゴシアンの’85を試したい衝動を抑えられなかったのも事実です。
幾分野暮ったい果実味ながらも流石の’85の存在感が。R