Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

バースデイ

お盆です、明日明後日が渋滞の最大のピークなのでしょうが僕が毎日ブログを読ませていただいている神戸の二輪屋さんのコメントで”渋滞がとても良く似合うハイブリッドカー”と言うフレーズには面白味を感じさせられましたが。
まま、それでも7月の政府の方針で長崎のハウステンボスさんなどは車でのお客様が増えほくほく顔のようです。幹線から少しずれるだけで来場者数が半分にまで落ち込んだ施設もあられたようですが。
いずれにしても安全運転で。
私のカウンターは、今年は15日の日曜以外は全て営業いたします。静かなお盆の祇園町もよろしいのでは?
で昨夜のお誕生日のシャンパーニュ
・Moet et Chandon Brut Imperial’83
・Calera Reed’98 Mt Harlan Pinot Noir
先日がお誕生日だったマダム、何時ものムッシュとお会いになられる都合も合わせて私の少し早いお盆休みもあったのかもしれませんが結果昨夜のご利用に。
ぼそりとおっしゃられたのは”もう、どれくらいだろう?”気が付けばこのお二人のお付き合いが始まった辺りからでしょうから3年から4年くらいでしょうか?まだまだ、短いようですがそれでも長くも感じられるものです。特にお誕生日のようなご縁は、大切にしたいもので。
モエの’83は、今月の特集から。タイムリーでもあり、また残っていて幸いでした。世界で最も抜栓されるモエか?でしょうが、ヴィンテージの熟成はまた全く異なる次元の世界観を。柔らかくややすれば甘くも感じさせる繊細な液体は、晴れに日に極上の寄り添いを。
お次はカリフォルニアの。リード、ミルズ、ジャンセン、特別なラインを3種要するカレラのピノ・ノワールは甘口をお好みとされるマダムにも多少は?の感覚で。まま、普段からブルゴーニュの熟成も随分お飲みいただいていたので偶には、そんな気分でも。
’83からの流れでは若いのは否めませんが、ジャムのような果実味もまたカリフォルニアのピノ・ノワールの特徴。まあ、マダムの酒量は落ちておりましたが。
この晩は意外にもこちらも含めて後半までお料理に追われる瞬間も。先日のオルトの谷村君から鴨のレシピもいただけ、素人料理ながらも見よう見まねで。ご理解いただける範囲であれば幸いです。

           Sommelier R.Imamura