Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白馬’76

前半は何とも悩ましいヴィンテージ’83の女の子が4人も店内におられる珍しい状況ではございましたが、医療機器メーカー社長兼ソムリエのムッシュのご来店にいつもの落ち着きは取り戻しましたが・・・・・・・・・・。
今回もこちらのソムリエ社長には、レフォールド・ラトゥール’83のブラインド・テイスティングと言う過酷ではありながらも楽しいお題が課せられましたが。
さて、昨夜は週半ばの意外な後半の祇園組みが幾人か。年末からの足繁くのご常連さんの仲間入りのムッシュは、今宵はどうも本命の彼女には無碍にされてしまったようですが今宵も素敵な女性を伴われながら。
・Chateau Cheval Blanc’76 St Emilion
メドック・エリア対岸の右岸と呼ばれる世界遺産に街全体が登録される美しきサンテミリヨン。その中でも特別な格付け1級が与えられたシャトーの2つの内のひとつ、シャトー・シュヴァル ブラン。フランス語で白い馬と言う意を持つこのシャトーは若い女性相手には意味深なワインのひとつですが玄人受けするボルドーの最たるものでは無いでしょうか。彼らを目指すワインの造り手が少なからず世界中におられ、中には素晴らしいワイナリーも新たに存在している事実も。
やっと30年の時を刻みこんだ、カベルネ・フラン種主体のこの珍しいスタイルは正しくシャンピニヨン。高貴な名に恥じない優美さを兼ね備えたしなやかな1本に久々のヴィンテージ・ワインを扱わせて頂く高揚感もございました。
さて、最後の1本だったシュヴァル・ブラン。今度は凄いプライスでの買い付けは避けられないでしょう・・・・・・・・・・・。

               Sommelier R.Imamura