Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

長いよ・・・・

本日のお昼は、しっかりと熟睡を長く。外の気温は、冬並みだったようですが寝室は暖房がかけられていたようでそれはそれは。また、もうひとつの理由は本日から始まりました次男”彩人くん”の1年早い幼稚園があった為でしょうか。静かで。
心配しておりました、大泣きもなかったようでそれなりに楽しんでいたようです。まあ、週に2日のみの親にとっても子離れの貴重な課題です。
で昨夜の長く体には負担が大きな晩は
・Philipponat Grand Blanc’82
・Chateau L’Evangile’86 Pomerol
・Pavillon Blanc du Chateau Margaux’94
前半から何時ものムッシュのご来店で、お料理が供されると他のゲストのお越しにバタバタと。そんな中のシャンパーニュはブラン・ド・ブランのフィリッポナ’82を。今回入荷した彼らの稀少なコレクションは、結局後1本のゴワセ’80のみになってしまいましたがやはりワインには限りがあるのだな。そんな感傷的な感覚も持ってしまうのが、まだまだ甘いところなのでしょうか?
やはりシャルドネは、ミネラルの味わいが落ち着くのにまだまだ時間がかかるような。’83にもそんな印象を持ちましたが、この’82も幾分。十分に美味しいながらも、この先がまた想定出来るだけに。
残された時間は、少しながらハーフのレヴァンジルを。こんな熟成したデュミが残されているところもボルドーの懐の広さなのでしょうが、流石に柔らかくメルローの豊満な果実味が十分に。先日のこのシャトーの’75マグナムの憂いを晴らすような感じの。
以前の同僚のソムリエさんが、お顔出しで。貸切の状況だったこともあり、やはり飲み友達になったしまうのですが今夜はお客様を呼ぶ福の神であったような。
純白のマルゴーの白、今回は’94のテイスティングになりましたが流石に先の’90には見劣りするものの、もうじき!きっとそんな味わいはデキャンタージュにて想定通りの膨らみに。
後半にかけては、この街特有の姿が見えましたが後半の強い味わいのカベルネ・ソーヴィニヨンはボディ・ブローのように肝臓を。まあ、結局シガーを3本体内に注入した自分にも非は多いに。
お持ち帰りでボランジェとルネ・ロスタンのロティ’96をお渡ししました。
その後は、粋な飲みっぷりのお姉さんにたじたじではありましたが。長い。R