連日のムッシュは、今宵はマダムを引き連れて。今年も本当にお世話になりましたが、最後まで今年もお騒がせな感は否めない愛らしさも感じさせられ。ブシャールの２５０周年の設立記念ボトルのカイユレ。’７９は酸が確かに高いニュアンスながらも、嘗ては本当にカリフォルニアのカベルネ･ソーヴィニヨンしかお飲みになられなかったお二人には、本当にお好みの変化にこの仕事の面白みが。
最終のマダムは、やはりお強く。お取り巻きの皆様はお帰りになられながらも年内最後とのお言葉は三度ほどお伺いいたしましたが、今宵は間違えないでしょう。そんな感じで”ようこそバタール”の’８４を。ルフレーヴ、相変わらず外さないと言うか評価に違わない素晴らしいグラン･クリュを何時もながら。難しいヴィンテージの’８４ながらも流石のモカやカカオの香りは健在で。
今年は本当に改めてこの造り手の特に特級に触れる機会が何度も。跪き飲むべし、使い古された台詞ながらも白の特別はシャンパーニュの熟成にも対等な感じで心躍らさせられるもので・・・・・・・・。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
