Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

当たった?

今年も遂に今宵が大晦日。中々、苦しんだ年ではありましたがアルバイトの女の子がいたものの基本的には完全に一人でのワインバーのビジネスとしてほんの少しではありますが手ごたえも摑めた年だったのではないでしょうか。これもひとえに今でも支えていただける顧客の皆様のお陰ではです。今年、1年の感謝の気持ちを込めましてありがとうございます。
さて、年末は恒例のジャンボの当選番号が。当たった!と言いたいところですが、現実はやはり久々の¥10,000−の1枚があっただけでまあ元は取った、そんな感じでした。来年も地道にワインバーを営業して参ります。
さて、昨夜の帰宅が8:00になりましたグラン・ヴァンたちは
・Chateu Haut Bages Averous’96 Pauillac
・Pinot Gris Rostenberg’99 Zind Humbrecht
・Jacques Selosse Extra Brut
・Volnay Caillerets’79 Bouchard
・Bienvenues Batard Montrachet’84 Leflaive
30までの祇園街のお姉さん方の動きに前半からやや汗だくの状況に。
ランシュ・バージュのセカンドながらも流石の’96は、基本グラス用に対応の1本ですが正直このような形でのボトルでのご所望が有り難く。上質なボルドーのグラン・ヴァンにも匹敵する洗練された熟成感。
本当はまだまだ教えてあげたくない造り手が、こんなアルザスやローヌにはおられるかと。出来れば使いたくない!そんなこのフンブレヒトアルザスやドイツの落ち着かせてくれる柔らかい甘みをお求めのムッシュにはそろそろお届けしましょうか。そんなお疲れが見て取れる年末の昨夜で。まあ、ビオロジックなどで世評も高い造り手ではありますが中々見かけられないダイスにも見劣りしない、ホッとさせられるグリの味わい。
久々の料理人さんの彼は嘗てはロマネ・コンティもご利用いただけた方だけに本当にワインはお好きで。1時間ほどの所要時間でしたが、お互いの中でも思いで深いセロスを。ただ、やはりバラつきのある彼らしい味わいに悩ましさも。うーん、難しさもありますがエクストラ・ブリュットだしな甘みを求めるならばイニシャルでも十分な気も。高騰した例外的な造り手かと。 つづく