Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Harlan Estate’96

本日は新調と言いますか3代目のリラクゼーション・アイテムを。快楽的な意味合いも含めて散髪とお風呂は心休まる瞬間なのですが、日に2度の清めとして為される入浴時の洗髪で使用する”頭皮洗浄ブラシ モミダッシュ PRO”なる商品で。
お恥ずかしいことに頭皮にあたる部分の部品のラバーなのですが、過酷な使用頻度で軟化してしまい慣れなのですが、おそらく効果は半減していたでしょう。本日の新品での洗髪は、極上の快感で。
年齢的にも頭皮ケアは、ちゃんとしませんと。父は40頃から薄くなり始めたらしいので・・・・・。
さて、昨夜の一撃必殺のカリフォルニアは
・Harlan Estate’96
こちらも久々のお越しでした。カリフォルニア・カルトは、ほぼクリアしていただいた感もございますがどうやらご不幸が有られたようで自粛をされていたようで。そうは言われながらも北海道からの偶の京都へのビジネスと言えるのでしょうか?それでもお越しは有り難く。
今宵はお連れのマダムを励ます会とのことで。何時もながら男前のワインのセレクトをひていただきましたが、やはり何度かこのクラスの銘柄をお飲みいただくとどれが本当に美味しいのか。そんなこともご理解いただけており。
それにして毎度のことながらもパーカーさんの評価でこのハーランの90ポイント以下のヴィンテージは未だ嘗て。そんなところでこの’96も98点と言う強烈な1本でしょう。当然のことながら開けたてながらもあのハーラン特有の濃密に凝縮されたクレーム・ド・カシスの香りの中に溶け込んだトリュフ・チョコのニュアンス。正にゴージャスなボトルであることには間違えなく、私もゲストも含めてお安くはない買い物で。まま、それに見合う味わいと言ってしまえばそこまでですが・・・・・。毎回、どのヴィンテージも一貫する彼らのスタイルを表現できるのは世界中でもそれほどおられない生産者のひとつかと。
この後はどうもご縁の仲間内でビジネスには・・・・。律儀にお歳暮を毎年お持ちいただく若き料理人は、来年独立を考えているようですが、賛否は色々で。最終にはソムリエも、こちらはまま飲み友達感覚でのご来店でしょうが。
12月らしき華やかなワインも幾つか最近はですが、このご時勢ではございます。それでも忘年会やクリスマス等の今年を締めくくる年末だけに何か思い出に残るワイン探しに是非祇園街に足を。 R