Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

太陽の日差しが

休日は長男がそろそろ少しづつ親離れの兆しが見え隠れしており次男を連れて近所の散歩を。鴨川べりをしばし歩きましたが、4歳児なりに豪快に石を投げ込んでおりました。夕方でしたが、太陽の日差しが中々暖かくまぶしさは問題ですが気持ちよく光線浴を。
本日もジムをこなしながら、その後は久々にトライアンフをキックし。お昼間は、しばしの春気分でした。革のジャケットはまだまだ手放せませんが、凍えることもなくしばし穏やかな風に当たりながらリラックスを。来月は車検だ・・・・・・。
また、夕方はワインの営業が。嘗てから興味はあったのですが、如何せん生産本数も少なくどうやら市場にもあまり見かけず限られた顧客の方々だけで消費されていたようでしたがカリフォルニアのワイナリーから。
先日は封書でご案内もいただいており、その中の冊子には以前ご一緒に働く機会があった方々や日本中の名店が網羅された取引先の名が並び凄いなと気おくれしてもおりましたが。
今回はテイスティングは1種のみでしたが、ミディアム・レンジのRindoと言う銘柄の’08ヴィンテージ。予想通りと言うか予想以上のそのプレミアムな味わいは、流石でカリフォルニア・カルトの姿が脳裏に浮かぶカベルネ・ソーヴィニヨンの濃密であり高級ワインにしか出せない余韻の緻密さなのですが。ヴィンテージの若さは致し方ない問題ですが、ままカリフォルニアですのでここは良しとしましょう。お取引も開始させていただく形に。
日本人の方がオーナーさんのケンゾーワイナリー、ままハイディ・バレットとデイビット・アブリューが参加しているだけで味わいは想像出来ますがやはり素晴らしい・・・・・・。
で先週末の晩は
・Meursault’96 Verget
2月中盤でどうもかなり穏やかな展開になっています。今月も顧客の皆様のお陰の事故のようなハーラン’95や一晩に5本も極上のワインを飲まれた方々に支えられ何とか数字は見えてきましたがそれがなければ?そんな月になっております。
今宵後半まで寂しく、深夜のマダム達は本当に流石の一言でした。
ヴェルジェのムルソーをリストから選ばれたマダムは、ワインへの見識も伺え、手持ちも最後の1本だったとろりと熟成した’96を飲み込まれ。ミネラルの硬さもこのアペラシオンの旨味でもありますが、シャルドネの果実の塊を噛みしめる上質な熟れ頃かと。
その後もグラスではありましたが、トスカーナのエトルスコ’98を2杯づつ飲み込まれた結果ボトルに。このサンジョヴェーゼも使い勝手が良く遂に1ケースを使い切りそうです。やや、澱が細かく濁りを生み出す点がございましたが。

                        Sommelier R.Imamura