Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

Montrachet’50

本日のお昼間もジムに。今週もノルマを果たせたような気分です、まあ現状維持の為の週3ですが。
親馬鹿ながらも長男青龍くん、何かの絵を描いたようで佳作の賞状を。今までの公文等でいただいていた、ままオマケみたいな賞状ではない大きなサイズのものでしたので普段はほとんど褒めてあげれない行動ばかりの彼ですが最大の賛辞を。
さて、昨夜の極上のワインの数本は
・Barbaresco’65 Gaja
・Chateau La Mission Haut Brion’86 Graves
・Montrachet’50 Louis Latour
またもや結局は医療関係の皆様に支えられる形の昨夜ではございましたが、前半から最終までゆっくりとした時間が。
今宵は今月のお勧めのお料理の馬肉のカルパッチョを食されながらのセレクトはイタリアでした。やや状態に難の有る’64は避けられてトスカーナビオンディ・サンティも’83でしたのでまだ先に。で運気の問われる’65を。最初の一口目には中々姿が見えない物腰ではありましたが、やはり徐々に華開く彼のスタイルはもうおっしゃられる通りのブイルゴーニュにも見まがう繊細さ。ゆっくりとシガーにマールやクーテの’90などもグラスで楽しまれながら最終のドクターの登場を待っていたかのような・・・・。
中盤のこちらもドクターでしたが、マダムのサバを読まれるようなヴィンテージは10年違いで’86に。危険なハーフのラミッション’86はもう現在でも評価は五大シャトーに引けを取らないだけあり中々で。’83以降の変貌を遂げた彼らのほろ苦いカベルネは時にパワフルに。
今回も来年のお届けのご自宅スペシャル・ワインのご依頼ありがとうございます。まあ、それ以上に毎回素晴らしいワインばかり・・・。また今回は先のムッシュをやっとのことのご紹介ができ非常に意味も感じられ。若干、ご指導もいただくこともございましたが以後気を付けますこれに懲りずにご愛顧いただければ。
さて、今月の白の目玉でしたルイ・ラトゥールのモンラッシェ’50。やはり何だかんだと特別な1本は月初めにして欠品へと誘われております。戦後最悪との評価も与えられるこのヴィンテージですがオリジナルの状態で色調もべっ甲のように照りがあり香りにはやや弱さも感じられましたが、バランスの良い酸と甘みのコントラストにノスタルジーを。Sommelier R