Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワインの個性

本日のお昼間は、長男の小学校の学芸会で。普段は手元で次男に意地悪をしている姿ばかりが目立つ彼ですが、やはり小学生全体を通して見つめるとまだまだ小さな1年生なのだなと改めて。
30分ほどの所要時間でしたが、次男のぐずつく姿に足早に。印象的だったのは帰宅後の長男に”今日はなんで来なかったの!”とつめられましたが、彼の一番の台詞を伝えることで信じてもらえましたが。
さて、昨夜は何ともまあ!の晩でしたので最近の読書について
”ワインの個性”堀賢一さんの執筆ですね。随分とほったらかしていましたこの1冊ですが、この閑散とした時間帯を利用して。
実は個人的には、この方のことは・・・。だったのですが、他愛も無い理由からで。カリフォルニアのワインインスティテュートの駐日代表の方で、こちらの主催のカリフォルニア・ワインの企画について一時期、勝手な不満を持つ機会が有ったもので・・・・。
まあ、随分前の事ですので忘れながらも今回のこちらは非常に勉強にも。
大人の意見を書き留められながらもフッと我に返らせてもらったコラムがギ・アッカについての部分で。その時代のジャイエとギ・アッカの醸造の手法に関してのシンポジウムで堀さん自身も厳しい意見を彼に突きつけたそうで。会場全体もそんな流れだったそうで、そんな時代からのご経験もさることながらも年齢的には私とも10しか変わられない方ですが。
確かにジャン・グリヴォーの彼のコンサルティングによる時代の熟成したピノノワールはそれ自体としては中々美味しいのですが、全てに於いて・・・・・。そんな印象が何度となく。だからといってジャイエをそこまで飲み込めんだのかと言われると残念ですが。
で何よりも彼の意見として、最近飲み込んだレバノン人のギ・アッカの手が介されたワインを飲まれた機会があられたようで私とは異なる意見も持たれたようで。で〆に
”もう一度会って、自分が間違えていたことを謝りたいのですが、ギ・アカは1990年代の半ばから行方不明になっています”
でした。
 
          Sommelier R.Imamura