Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

白づいており

久々のトライアンフのエンジンを蹴ろうとしたタイミングでのパラパラと落ちだす雨に気分は萎えてしまい。
で結局ゆっくりと午前中を過ごすことに。まあ、微妙にお昼寝をしながらの時間ながらも本日も強烈なボトルと言うか塊が納品され。
6Lの巨大なボトルはまだ赤ワインならば何とか理解いただけるかもしれませんが、今回は貴腐を。しかもシャトー・ディケム’95を。今回は長男の姿と一緒に写真を考えましたが、よろよろと抱えきれずに足の親指に落下させてしまい泣きべそでしたのでまたもや次男と。ただ、今回は次男も長男の泣く姿に驚いて近づかない様子が携帯の画像に。
何れにしても10年では飲めない代物かと。
さて、週が明け土曜の実態が少しづつ
・Meursault Les Narvaux’90 Michelot−Buisson
・Meursault Perrieres’98 Albert Grivault
メール等の連絡をいただきながら遂に土曜の不確かな1本が判明いたしまして。やはり恐れておりましたポール・ジャブレのエルミタージュ・シャペルの’80でした。ただ、ゲストはジャブレではなくジャン・ルイ・シャーブをご所望だったようで。この辺りからも深夜は何とも言いがたい状況ではあったのでしょう。皆様すみません。
でその繋がりのように今宵もあの方々が。最近は本当に白の上質を求められ。個人的にも十分以上に理解でき、出来うる限りのボトルをお勧めしたいただ先日のルフレーブのグランクリュ2本には及ばないまでも。
でミシュロ・ビュイッソン。’90は残しておいた1本だけに意図された方へのお渡しは意味があるかと。香りの出方がそうですね求めている範囲のベクトルに進んで行っているのが解かる上質なモカ。寝かせてあげればこの味わいへと昇華するものも沢山あるだろうに・・・・。
で結局2本目は念願のアルベール・グリヴォーを。失礼ながら私が今月随分このボトルを開けさせていただく機会が多かった為この方にはお断りしていた、何とも失礼な形で。印象の良いこのペリエールながらもやはり順番は大切で。逆であればよかったのですが、おそらく私がまた意地悪をしていたでしょうし・・・・・・。
何れにしても贅沢かと。で自宅セラーから彼のクロ・ド・ペリエール’96を発見です。いつでもどうぞ。

             Sommelier R.Imamura