Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

極上の

休日はダイレクト・メールの祇園街界隈のポスティングを。相変わらずの子育てには考えさせられてしまい、予定しておりましたボーイ・スカウトの芋ほりを急遽キャンセルしてのお昼間の長男とのお仕事でしたが、まだまだ親としても未熟な限りで。お恥ずかしいながらも今年の年末を控えて、私事ながらも36歳の年男を幾分苦しみも感じながら・・・・。
さて、ご予約もいただいておりましたので楽しみにしておりました土曜日を振り返り
・GAIA & REY Chardonnay’84 Gaja
・Chateau Lagrange’94 St Julien
・Cote Rotie La Turque’92 E.Guigal
週末らしさは感じられますが、正直これだけの素晴らしいワインの囲まれるのは感謝の限りです。ただただ、本当にこちら以外のグラス・ワイン等のゲストのお越しがめっきりと言うのも現実で、私のビジネス・スタイルにも問題は感じますが如何なものなのでしょう?
でガヤの稀少且つクオリティも極上の1本、ガイヤ・エ・レイ。’84は正直初めてのテイスティングになります、’80年代などは全く市場には見つからず彼の素晴らしくまるでモンラッシェ、は言い過ぎかもしれませんがそれに見劣りしない熟成を。おそらくは初期の段階のこの1本、今年のドクターのお誕生日に奥様からのプレゼントとしては綺麗すぎますが、ありではないでしょうか。
結局、今宵は中々ドクターは酔われずグラスもハーフのラグランジュなんかも飲まれながらマダムの鶴の一声までご利用いただき。暇な前半のお話し相手に成れ私自身も楽しませていただき、ありがとうございます。
いかん、相変わらずの丼勘定でボランティアになっていたのではないだろうか?そんなドクターへのギガルの三銃士のひとつ”テュルク”確かこのキュヴェだけがかなり遅いリリースのもので’91くらいからの銘柄だったかと。なので正直’92すらもまだまだ早い段階でしょうが、これもまた流石ですな。濃密なシラーのトロミと端正な妖艶さ。レイヤスとは異なる攻め方ながらも久々のギガルの特別な1本。後半は皆様、かなりぐったりのご様子でしたがこちらも皆様ドクターで。ハードで緻密なお仕事お疲れ様です。

         Sommelier R.Imamura