Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

フライング

6月も終わりますね、早いもので”ぶどうの蔵”の権利を買い取らせていただきまして1年の月日が流れましたこのご時勢に何とか続けていけていることに支えていただく顧客の皆様に改めて感謝の気持ちを。
当初のワインの棚分を1年で返済のお約束が為せたのも感慨深いですが、気が付けば相変わらずの棚卸額の上昇に銀行口座の数字は局地的な小額になってしまいましたが、ここからが本当の意味での。
変わらずサービスに努めまして、特別なワインバーへと努力いたします。今後ともご愛顧いただければ幸いです。
さて、土砂降りの様相に萎えながらもの月末の週頭は
・Boizel Brut’99
・Corton’96 Domaine Louis Latour
・Domaine de Chevalier’94 Grave
やはりと言うかこの月・火は良くはないのですが、消化試合のような二日間でしょう。事実、前半から中盤にはお電話すら・・・・。
しばしDVDでの映画鑑賞をしてしまう辺りはお許しください。若き日のチェ・ゲバラ南米大陸縦断を描いた”モーターサイクルダイアリーズ”。憧れのバイク、ノートン・マンクス。500ccの古い車両ではまあ無理もない廃車でしたが、若い頃の気持ちは理解出来ます。北海道ぐらいでしたら1周しましたので。
さて、後半に同級生ながらもブライダル関係の社長さんは社員の皆様を久々に引き連れて。
普段は失礼ながらもお姉さんがたを伴われますが、今宵は経理の女性がおられると何時もとはやや様子も異なるのは承知の上で。
それでも上質なボワゼルのヴィンテージは滑らかでクリーミー
でここからの赤2本は、7月の特集のフライングを。先日の日曜日、猛暑のなか恐る恐るミニで運びましたが、月末・月初はセラーは地獄絵図です。絶対に探し出せないボトルもおそらくなくらいの積み重ね状態にお勧めも大いに兼ねたコルトンとシュバリエを。
’96のグラン・クリュは何とも洗練された味わいでその上でのコスト・パフォーマンスはこれ以上なくお勧め。
シュバリエ’94はすみません、これでおしまいです。グラーヴらしいほろ苦い余韻にエスプレッソをイメージしてしまうのは常ですが。
ま、それにしても同い年とは思えないくらい社員の皆様にリスペクトされているお姿は改めて。何時もなら飲み友達の如くですが。
Sommelier R.Imamura