前日の’６９も合わせてセギュールの熟成にも縁はございます。正に未だに活き活きとした果実味に酸が強く感じられるのは、これからも大丈夫でしょうがもちろんお好みは問われます。
’６７はリコルクされておりましたが’６９はノンリコルク。されでもどちらもそれなりにはコルクの浸透具合は十分に。
今宵最終は連日のムッシュ。微妙に昨夜の流れに問題が有られたようなのは残念ですが、今宵も素敵なマダムを引き連れておられましたが男性陣はお三方でしたのでまあまあ。
デゥラモットのロゼとクリュッグの後にグラッパを挟まれながらも〆はポムロールを。
最後の１本でしたラ・クロワ・デ・ゲ’７５。この時間でも確かにこの完全に溶け込んだタンニンの柔らかいメルローは十分に。価格面も考えればこれはやはりパーカーさんのポイントとは関係なく評価してあげられる素晴らしき１本だった気がします。
はあ、６月も終わった感も。本格的な梅雨の到来と供に。
Ｓｏｍｍｅｌｉｅｒ Ｒ．Ｉｍａｍｕｒａ
