Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

救われる気分で

12月に為ってしまいました。早いもので。
昨日の休日は長男の青龍にボロボロにされてしまったクリスマス・ツリー伊勢丹さんに買いに。
また、その前には月初めのお仕事のダイレクト・メールのポスティングを祇園街界隈の四条・清水ルートだけの華やぎを横目に。
さて、11月の最終日の記憶を。
・Beaune Graves’79 Chateau de Meursault 1500ml
・Chateauneuf du Pape Pignan’89 J.Reygnaud
・Barbaresco’89 Gaja
・Puligny Montrachet 1er’85 Louis Latour
・Chateau Belair’85 St Emilion
・Guado Al Tasso’94 Antinori
心の底から感謝の気持ちをお伝えしたい。一昨日からの今回の京都での学会中の二度目のご利用のドクターに。正直、11月も中々苦しんでおりました。ですが、月末の三日間にてぎりぎりの格好の付く数字が。下世話な話ではありますが、お気を使わせてしまったのも事実かと。それにしても年に数回ながらも気が付けば、お付き合いもそれなりに。正にこちらのムッシュも当然ながら支えていただく皆様に感謝の意を。
7名様でのご利用でしたので、ボランジェの後はやはりマグナムをお勧めしたく。エシェゾーにお気持ちはあられましたが、後のことも考えれば最初はそれなりに十分すぎるくらいの香り豊かなブルゴーニュの熟成から。リコルクはされておりましたが、繊細で上品な味わいに上々のスタートかと。
すみません、使ってしまいましたレイヤス。もう1本だけは手持ちがございます’89は。現状正直最も試したかった赤の1本。当然ながら素性の素晴らしさは十分にただ、少し早かった気がするのが残念で。
現段階ではこのバルバレスコのほうが纏まりを。若さの中に凝縮する果実味を閉じ込めて。
〆のピュリニーのプルミエは’85らしく、まったりと。白の熟成は優雅な気分を運びます。
こちらもこの数日間のヘビー・ローテーションの海外からのムッシュ。今宵も予想通りの組み合わせに。
ベレールは今月何度かその素晴らしいパフォーマンスを味わいの上でもプライスでも。
正にお好みのトスカーナブルゴーニュの赤には理解を示されないあたりも彼らしく。息つく暇なしの素晴らしい晩でした。R