Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今宵も素晴らしきワイン達

暑い・・・・。そんな言葉を何度も発するばかりですが、休日は自宅ダイニングのエアコンを購入しに。色々な弊害があり、一時は家庭用としては最高級のものを進められ購入までいきそうでしたが妻に引き留められたような感で結局予算は半分くらいまで抑えられたかと。後は効きが良ければよいのですが・・・・。
また、本日は新宿で大規模な原因不明の大規模な停電が有られたようで。このエリアはどうなのでしょうか?高級店なども立ち並ぶ区画ではないのかな?失礼ながらもこの時期の停電は本当に止めて欲しい。そう考えただけでも健全な状態のワインの存在は、それだけでも素晴らしいことではないでしょうか。
で先週末の週末らしきワイン達は
・Chateauneuf du Pape Pignan’98 Chateau Rayas
・Jordan Sparkling Wine Company’89
・Chateau Mouton Rothschild’87 Pauillac
・Gevrey Chambertin’83 Faiveley
・Chateau d’Yquem’98 Lur Saluce
・Bourgogne’85 Jacques Cacheux & Fils
・Gevrey Chamberti ’85 Henri Raoul
中盤から動き出したカウンターでしたが、後半は正直週末に蓄積した疲れも言い訳ですが大分酔ってしまっていたような・・・・。
今宵は何時ものお連れの方ではなかったですが、ご縁はやはり意外で時間差でお越しのお連れの方ではありましたが。
それにしてもまだまだ存じておりません関西圏でのワインラヴァーは沢山おられるもので。昨年お飲みに成られた世紀のワインのシャトー・マルゴー1900にシャトー・ペトリュース’45など驚きの数々で。
でお好みはローヌの古酒らしく、ここでもレイヤスの’78なども飲まれており舌を巻くばかりでしたがピニャンの’98を。やっと香りが彼ららしく開いており甥のエマニュエルの仕込んだワインも僕は大好きだ。
大切な顧客にご紹介いただいたこちらもIT関係の社長さん、最近はしばしばご利用いただけ。何しろ酒豪で今宵も随分と。
先ずはカリフォルニアの珠玉なシャンパーニュにも肩を並べるジョーダン’89を。これはもう熟成した白のニュアンスも上質で。
今宵は’87のマダムでムートンをハーフで。柔らかく熟成した味わいはハーフの進み具合もありしなやかさが身上。久々の五大シャトーの存在で。それにしても高騰する価格にこのハーフも希少だな。
で今度はブルゴーニュを。’83のジュヴレは綺麗な酸がお買い得感を盛り上げます。流石の安定感のフェヴレイかな。
〆は甘美なイケムを。これも久々だな、それにしても贅沢な晩だ!正にシガーの紫煙が恍惚の瞬間で。
後半の鰻屋さんのオーナーさん、何時もながらややお疲れですが結局ブルゴーニュの’85を2本。格としては穏やかなACに村名ですが、流石の’85は酔いの回る僕にも非常に優しく包み込んでくれるスタイルで。この2本は、ここのところ困ったときのお助けボトルですがそろそろ手持ちも尽きてきましたかね。
                          Sommelier R.Imamura