Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

様々に交錯

今宵は思わず人間模様のあり方に様々な交錯が存在することを。三月は順調すぎるスタートでしたが、ワイン以上に今宵のストーリーは
・Chateau Giscours’82 Margaux
・Mumm Cordon Rouge’75 
・Chateau Latour’75 Pauillac
・Morgon’04 Marcel Lapierre
・Chateau Souverain’02 Alexander Valley
昨夜のイケムのムッシュよりのご紹介の方が早速。ですが、お連れの女性は私どものご常連の’82の彼女でした。狭いもので彼女の’82とムッシュのヴァースデイ’75のシャンパーニュをかなりお気楽に飲み干されました。それにしても、シャンパーニュの熟成は捉えた心を離さない・・・・。
珍しくご家族でのご来店に、驚かされた同級生のマリーナ・オーナーはステーキ屋さんにてラトゥール’83を飲まれて。そんな事を言われるとお勧めしてしまいます、偉大であり何とか現実的な’75を。ボルドーの1.2級が不足しております。
自然派と言うカテゴリーなのでしょうか?マルセル・ラピエール。ガメイにしては素晴らしい充実した果実感。ガメイにしては、比較的よい額で。こちらは女性同士でのご利用ですが、いつも仲良しなのに何故か音楽論で大喧嘩に最終的にはお見送りのエレベーターにて「もう、来ません」との悲しきお言葉を。数分後に何と、お一人またお一人と戻ってこられ。決め手は責められ泣かれた彼女の「このままでいいの?」の一言だったようです。事無きを。ただ、エレベーターで他のフロアのホステスさんが聞かれていたので私への誤解は無かったのでしょうか・・・・・・・。
もうひとつは、いつもの料理人さん。相変わらずひょうひょうとパワフル・ワインをカリフォルニアを飲みながら問題のお二人を残して先に帰られ。そこから長いやりとりが。後輩が先輩に食って掛かる、何とも今時の事でしたが21歳と38歳の仕事での些細なトラブルに中間管理職の上司の方のとてもとても丁寧で気長な対応に思わず聞き込んでしまいました。通常なら一振りの鉄拳で解決することを頻繁にみかけましたが、そこまで、と言うぐらいのお話に失礼ながら3:00も過ぎておりましたので意見させていただきました。 つづく