Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ワインの日

20日、月曜日はワインの日らしくビストロは早い時間より賑やかに二本、三本とボトルを重ねられる方々がおられました。ワインバーはやはり遅がけではありましたが、この日もグランヴァンに後押しされたかたちでした。で、本日の一本は閉店間際にお越しになられた御常連の方の
・Chateau pichon Lalande‘70このシャトーは現在間違いなく人気の高い造り手で、最も一貫したワインを造り続けている。特に1961年以降のオーナーのランクザン夫人の指揮の元、品質が劇的に変化した。また、ラランドはポイヤック村にあるもののカベルネソーヴィニョンの比率が低く、メルロの比率が高くなっている特異性があります。それでも10〜20年は上品に熟成出来るだけのタンニンと渋みがあり、この‘70ヴィンテージもまさしく絹のようになめらかで、カシスやチェリーの香りを放ちつつもトリュフ、ポルチーニのようにこもった香りも持つとても魅力的なワインでした。さてクリスマスまであとわずか・・・。お席のご予約もだいぶ頂けつつございます。ご利用を考えられる方はぜひお早めにご連絡いただければ幸いです。

 Sommelier R.Imamura