Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

売約のヴィンテージ'74

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暑いなぁ。

本日も伏見稲荷へ!しっかりと汗をかいて帰宅すると相変わらずの 我が家のおぼっちゃん1号は鍵もかけずにお出掛けを。しっかりして欲しいなあ、何処か抜けている。電気も付けっぱなしで危機感など皆無の幸せな方です。

その後は、愛犬に後ろ髪をひかれながらも トライアンフ と ベスパにガソリンを入れに。明日からは梅雨の気配がありますので 少し気分転換と調子を確認して。

で 昨夜も閑散と

・Chateau Clerc Milon’74 Pauillac

今ではもうワインの仕入れも ほぼほぼプロの業者さんもオンラインにて。なので、このご時世にも偶に顔をだしてくれるワイン商の存在は貴重です。

とは言え、年間でも本当に数えるほどしかお取引をさせていただけていないので申し訳ないのですが それでもスポットでいただく機会はお互いにとっても関係を構築すべくものでも。また、彼は実際にも機会を得て飲みにも来てくれる存在でもありますので他のワイン商達も見習ってほしいなあ・・・・・・。

ただですねえ、今回は彼にも目的が有ったようで ヴィンテージ’74を探していると。だっちがワイン商なのか?の思いも有りますが 現実には他店さんでも ポンとおっしゃられて大抵のヴィンテージのストックが有られるところは どうでしょうねえ?まま、上手いこと使われてしまったとも感じますが 必要とされていて探されているご縁が有られる方ですのでお渡ししますが 若干足元も見られたかな?まま、借りを作っておこう!です。

ちなみに意外にこのヴィンテージの手持ちが少なかった 他にはトスカーナの ヴィーノ・ノービレ・ディ・モンテプルチアーノのポリツィアーノと あとはブルゴーニュの王様を持っております。王様は流石に予算がたちませんが、まま 難しい作柄なだけにボルドーが無難でしょうが。

ヴィンテージ’73だったら何時もながら 意識して仕入れておりますが その1年後なだけに またまた探しておきますか。

きりがないですが。

Sommelier R.Imamura

お届けワイン

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暑すぎる。

まだ6月ですが、出勤時で汗だくだ・・・・。まま、出勤前に半身浴をするからでもありますが。

その代わり、咲き乱れている。店舗では、観葉植物のエバーフレッシュは毎年のように また薔薇も病気に負けず少しづつ。自宅では、桔梗が今年もパンパンに膨らんでおり 紫陽花同様に 綺麗に咲きてくれれば。

で こちらはお届けで

・Enrico Serafino Metodo Tradizionale Classico Brut’01

・Savigny Les Beaune Les Lavieres’89 Roche de Bellene

今回も久々のお届けのご依頼でした。動きが無い中のご依頼は、非常にありがたいです。多少バタバタと準備をしていた時間帯でしたので、細かいお話までは出来ませんでしたが その分ワインの内容は吟味したうえで。

なのですがねえ、今日も報道もありましたが 回るお寿司やさんの ままコンプライアンスと言うのになりますか?僕の場合は、今回も配送業者さんなのですが 昨夜の予定が時間変更を わざわざご連絡したのに またまた繋がっていなかった!とのことで本日に。なので連絡なども無く そのままでしたので これもなあ信頼関係が崩れるよな。例えばですが、実際にはクール便も ちゃんと低温にて配送してくれているだろうか?こんな基本的なことすらも心配になってしまいますが 現実はそんなものかもしれない?リーファーにてフランスから送られてくるものも 果たして本当に?とも。疑いだしたらきりがないのですが 兎に角 これからの季節は特に可能な限り抑えた移動に限定していきたい!のが本音です。とは言え ご依頼はいただきたくも。

お買い得なスパークリングとしての エンリコ・セラフィーノはご指定にて。これもヴィンテージ’01の飲み頃を楽しめるシャンパーニュ製法の軽やかにコクを感じさせるもので。

ヴィンテージ’89のノコラ・ポテルのネゴシアンのロッシュ・ド・ベレーヌ。プルミエ・クリュのサヴィニーのラヴィエール、綺麗に熟れた味わいに円い酸が柔らかく舌を楽しませてくれるブルゴーニュの熟成です。

これからの やや憂鬱な季節が迫りますが 愁いを晴らす涼を呼ぶボトルであることを。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ シャンパーニュ'00

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本日も買い負けた?そんな印象で。

早起きしてからの伏見稲荷でしたが、その後愛犬とごろごろしておりましたら 忘れてる?との問いに完全に忘れており。次男の中学の進路説明会がありお昼過ぎからのお出掛けに。ただねえ、新規に移転改名される高校の簡単なリモートの説明だけで 正直お父さんの出番など・・・・・。でしたが、まま 偶には参加しなければならない雰囲気もでしたので。でもねえ、正直高校くらい僕の頃は当たり前のように当たり前の進学ルートだったような?我が家は子供たちでまだまだ悩ましき時代が続きそうです。

そして、帰宅するとまたまたワイン商x2社からのオファーが。1社は、まだ何となく分けていただける瞬間が多いのですが もう1社は今回も 一体誰がこんなに仕入れを頑張っておられるのだろう?と驚きしかない欠品の嵐に今回はシャンパーニュブルゴーニュに合わせてボルドーも赤い文字に変更されており はあ 動かれている店舗さんは確実に有られるようで。まま、と言いながらも そうだなあ 後発の方は今からでも仕入れを頑張るしかないのも現実でしょうが。とは言え、それでも僕も毎月毎月 キャパ以上の支払いは続きます。

で 昨夜の鰻屋さんは

・Christian Senez Grande Reserve’00

昨夜は久々に MKさんに・・・・。たかだか、数百円なのですが 流石に¥1,700-となると ちょっと。¥1,300~¥1,500なのが 価格帯で 大抵は¥1,500-くらいでしょうか・・・・流石にこの価格帯で4メーターほど異なると一体どんな?と。時間帯やルートは完全に一緒なのです。まあ、価格以外は問題は無い運転手さんでしたので どうしようもないものの どうしてなんだろう?疑問は正直。とは言え、後は所要時間しかないそうなので 個人的には外れとしか言いようがないか。

まあ、僕のお商売に置き換えれば そうだな 数字のウエートは全く異なるものの 顧客の皆様も今宵の数字の想定はされるでしょうから その価格から大きく差異がある場合も無いとは言えませんので このあたりもなぁ 意識をしないといけないなあと。中々、難しいものですが・・・・・。

蛇足でしたが、ご近所さんの鰻屋さん。本当に寂しい晩に何となくお越しいただける?そんな印象も。今日はこれだけしか無い!と言うのも ご縁の範疇ですが 何時もながらのシャンパーニュ。残りも数本かと思われますが、辛うじて残されたお買い得なヴィンテージ・シャンパーニュかと。洗練!とは言い切れない段階のキュヴェかもしれませんが じっくりと熟れた泡の質感に何時もながら唸らせられます。おっさんふたりの 静かな晩には十分の 何処まで行ってもシャンパーニュかと!

Sommelier R.Imamura

シラー だったと思いますが

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本日は、目一杯のトレーニングを。昨日の分を取り返すように伏見稲荷に登ってから筋トレも。何となく涼しき風は有るのですが、動くと何時もながら熱く感じてしまうのは 面倒ですが致し方なく。

で 昨夜は観戦で・・・・・

まあな、ブラジル相手だからな これも致し方ないのでしょうが ボールロストを嫌うとは言え自陣でつたない技術でボール回しをするのは見ている方からしても危険な予感しかない。よりエリアをあげたボール回しをしなければ何処かでファウルを取られてしまう。まあ、それでも実際はあんな試合展開しか選択肢は無いだろうけども。

半年か・・・年末には世界が平和であることを切に。

画像は、トスカーナの優良な造り手のイゾレ・エ・オレーナ。サンジョヴェーゼの造り手のイメージにフランスの葡萄品種にもトライする ままある種のクラシックな生産者かと。なのですが確かこの銘柄は シラーだったかと記憶しておりますが?どうだっただろう。ヴィンテージ’90の希少なボトルであることは間違えありませんが、現状では赤のこのマルキのコレクションは白のみの生産のようなので。

なので久々に ネットではなく イタリア・ワイン・ブックのリアル書籍を開きました。これもなあ、懐かしいなぁ 綺麗に保存はされてはおりますが このころは勉強してました。沢山のラインが引かれておりましたが、今思えば フランス以外のワインも勉強したい!との思惑で働いたリストランテではありましたが、フランスもより勉強しなければならなかったよな!です。とは言え、そんな経験も有り イタリアのワインににも拒絶反応はございません。時として また ほっこりとさせられる銘柄がこの長靴の国にも沢山ありますので。

Sommelier R.Imamura

ピーターさん 貴方は赤ワインだったのね・・・・・

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本日は、ノスタルジーでした。雨でしたので、筋トレは昨日こなしたので 時間が出来ましたのでスクリーンに。もう、35年前でしたか。僕も年を同じだけとりました。丁度、記憶にありますが 中学生でした。リアルタイムでスクリーンでは見れていませんが、懐かしい曲やシーンが心に響く 個人的にも素晴らしい作品かと。

そう、丁度ね 僕は父の仕事の関係で世田谷の社宅にお世話になっておりました。ハイソな場所ですが、正直 やや4人家族では手狭な社宅でしたが まあ あの場所では仕方ないか。有るだけ随分ましな物件ですが、周りには凄いお家が沢山ありましたが。

また、そう記憶の中にご多分に漏れずに 田舎からの転校生には都会の子たちからの軋轢もありました。その やりあった子がトップガンを見に行ってMA-1を羽織ってたな。反発する気持ちが大いにありましたが、そんな思いでも含めて この時期の多感な気持ちが蘇ることも また ある意味でのエンタメの素敵なところかと。

流石に60歳で戦闘機乗りは無理があるかと?ですが、素晴らしい年の取り方なんだろうなあ。日本車のバイクにポルシェにヨットにセスナか。極みな印象ですが、まま 憧れられるところがないと意味がないので。にしても全てがヴィンテージの要素も有り、上手いこと仕上げております ワインがないのが僕の世界感とは異なりますが ふらりふらりと操縦するような飛行機との感覚を同じくする部分が 僕にはオールド・バイクとの共通する楽しみかな?ノスタルジーだ。

で 昨夜は いそいそと帰宅しましたので

・Peter Michel Winery Les Pavots’98

カリフォルニアのワインで 白でシャルドネ仕入れようと思いますと 僕的には市場の数量や価格から考えると キスラーを。その次に思い当たるのはこの ペーター・マイケルかな?勿論、マーカッシン や コングスガード や パルメイヤーもですが。

そして、オファーがありましたので当然ながらのシャルドネだと思いの発注でしたが 何と赤ワインで。ご丁寧に 細かい字でカベルネ・ソーヴィニヨン80%と。

おー!ではありますが 致し方ない これも含めてカリフォルニア好きにお勧めいたします。勿論、現在庫にて白のピーター・マイケルもございます ほんの僅かではありますが。

よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'98'86

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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本日は、早起きして目一杯。やや間が空きましたが、伏見稲荷に登って汗をかいて。

筋トレも無理しない程度ですが、結局いつも通りでしたが今夜からの雨も憂鬱ですが水不足も少し心配にはなりますので。

挙句にトライアンフにも 丁度良い空気でした、ほんの僅かな時間ですが簡単な気分転換は些細なことでも。

それにしても何度も流れていたら見てしまうバタフライ・エフェクト、実感は無いものの やはり我が子を殺された親の映像を見ると絶対にプーチンを許すことは出来ないだろう。一体どうやって解決に進むのだろう。人間は何時までも変わらない。

併せてNHKでは、妙にアニメも見てしまう。進撃の巨人と新たに キングダムまで現時点の全てを見終わってしまった・・・・。ゴールデンカムイも面白かったのですが、ただなあ この3作品全てなのですが全部途中の中途半端な段階までしか見れない状況です。出来れば最後まで、ちゃんと放映して欲しい。

で 土曜日は終わっていた・・・・なので金曜日の後半戦を

・R de Rieussec’86 Bordeaux Blanc

・Cotes du Rhone Rouge’98 E.Guigal

ご予約をいただけておりました。本当に助かります、出来ましたらご予定が有られる場合は 前もってか若しくは直前でも構いませんのでお電話をいただけますと とても助かります。僕の心臓にも優しいので!

まま、ただただ こちらのムッシュにはい前回 お断りしなければならない状況がありましたので そのご記憶が有られた為かとも。

皆様には、確かに何時でも空いてる場合が多いですからね ただただ解りませんよ ですので出来ましたら。

そして、相変わらずでした お好みはボルドー・ブランで。若干のご予算の気掛かりはありましたが おそらくの思いでお勧めしたのが このRのリューセック。ヴィンテージ’86となればご興味もお持ちいただけるだろう?は予想通りでしたが、いずれにしてもお話の中で ワインリストをしっかりとご吟味いただけ その際のお言葉に 未だにこのサイズのワインバーでありながらも 分厚いワインリストをデジタルでもなくリアルに仕上げており ページをめくる質感が重要とのセリフに 少し救われる思いも。

幾分、薄めの色調でしたが セミヨンの品種に由来する繊細な味わいは 特にこの季節に心和らぐ しなやかな味わいで。

嘗ての同僚の料理人さんですが、今宵はボルドーブルゴーニュからは離れたアペラシオンをとの。ですので、まま変化球ながらも このエリアの王道を。必ず何方もがテイスティングの機会が有られたでしょう?のエチエンヌ・ギガルの最もスタンダードなキュヴェのこの銘柄ですが ヴィンテージ’98は もう既に懐かしい!の感覚では?

でもねえ、実際は このあたりが本当の意味での飲み頃なんですよ。明らかに皆さん既に2018とかを飲まれてるでしょう?過度の取れた妖艶さんの中に余韻の獣のニュアンスが より特別な格付けのボトルにも感じられます。

またまた色々と教えていただけましたら。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'88'83

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本日は、またまた休息を。久々ではありますが、楽しきワイン談義?になりましたので。まま、その代わりに こちらも久々の半身浴をこなしてからの出勤に。

そして、昨夜知ったのですが この半年ほど少しだけ通勤ルートを変えて やや遠回りを。狭い祇園街なので、スタートからお会いしたくない?と言いますか そんなルートもありますので致し方ないのですが そのお陰でまた新たな店舗さんウオッチングもしており。そこで気になる店舗さんは、カフェなのでしょうが 以前の祇園町のお姉さんがされていたのか。嘗てはドレス姿しかお見受けしてなかったので、白シャツに黒パンツのスタイルに気が付きませんでした。まま、しっかりと見ていたわけではないので 当たり前かもしれませんが 40代目前の女性陣もしっかりと頑張られております。

で 昨夜の結局は おっさんのみの

・Hermitage’83 E.Guigal

・Bourgogne Passetoutgrain’88 Michel Gros

コロナ禍の難しいビジネスの状況から幾分回復されつつなのでしょうか?久々にお顔を拝見出来て幸いです。いずれにしても業界としての行事が有られるようでしたので、そんな流れが世間を動かします。

ヴィンテージ’83のエルミタージュ、夜間は涼しさもありますので このエリアのシラーの熟れた味わいは流石に楽しきボトルになります。

このエリアを代表する造り手の最先方かと思われますが、流石のバランスで柔らかく下に流れ込むものの 余韻のエッセンスにシラー特有の妖艶さが立ち上がります。ただ、これもこの当たりまで熟成しているボトルだからこそ感じられるものかと。

勢い2本目は、先日の話題をお話しながらの流れを。ヴィンテージ’88ですが、パストゥーグランですので ガメイが?ですが おそらくはそんな印象も余りなく 正直個人的には 並みの造り手の村名などは蹴散らかす品質にあたるかと。

寧ろ未だに若さすらで、柔らかいものの余韻のモカのニュアンスが意外にまだ大地の味わいも残り この優良な造り手のミシェル・グロの最も格の低いワインながらも ある程度の経験の有られるソムリエすらも はっきりとブラインドでは答えることなどは不可能だろうなあ。まま、先入観での敬遠も まあ致し方ないかなあ。僕のカウンターの支持者は ある意味での冒険心が求められるかもしれません。

Sommelier R.Imamura