Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

NV'98

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本日も ランニング。その後は、テスト期間中に入った次男が またまた殿様のようでしたが ちゃんと勉強してるのかな?

で 色々と考えさせられ

・Chateau Reynon Vieilles Vignes’98 Bordeaux

・Geismann & Co Privato Cuvee Brut

出勤時のエレベーターホール、本当にお掃除されないなあ。他階のテナントさんって どうかしてるな・・・・・。

そして、昨夜ですが お越しになられた海外の方なのですが実は僕のカウンターでは無く 直ぐお近くにワインバーが有られることを先日知り 2度目のことですが 場所を問われました。うーん、それもどうなんだろう?とも思いながらも いまいち そんなところにビルって有ったっけ?の感覚ながらも Googleさんを覗いておられるならば 何とか自力で行ってください!なのですが、カラオケの有るヴァン・ナチュールっていう奴ですか。なるほど、今どきって感じですが 海外の方にも そんなスタイルが受けるのかな?ちょっと僕には想像が出来ませんが、ビジネスとして存続されている限り そう言うことなのだろう。皆さん それぞれの強みを生かして。

画像は、先日の方の前座のような形の シャトー・レイノン’98。やはり温度帯の勝負になりましたが そう このスタイルのワインがお好きな方がおられるのです。ややひね?とも思われますが クラシックとも言えるような?

そして、〆の オールド・ノン・ヴィンテージ・シャンパーニュのゲイスマン はごめんなさい 他の顧客の方にお残ししていたボトルでしたが 抜栓してしまいました。まあ、他にも仕入れておりますのでご理解いただきたいのですが 4本目になると 若干の酔いは回り始めており 手元のボトルに手を付けてしまいました・・・・・。

勿論、流れの中での琥珀色に熟成した泡の無いシャンパーニュは 最上の〆かと。

海外へのステップと移動された料理人さんですが、どう考えられますかね?今後の展開は。またまたです。

そして、蛇足ですが 昨夜も後輩のワインバーに。作戦を練った’67のボルドーをお貸にお届けも兼ねて。まあ、必要なワインが有れば 彼とはシェアしても良いと考えております。それでお互いの顧客が満足されれば それでよろしいかと。まあ、僕の方はお借りするワインは そんなに沢山は無いかも?ですが。

でもねえ、テイスティングさせていただいた グラス・アイテムのワインですが 面白いなあ。’15だったかな?グラーヴのシュバリエのブランのセカンドのレスプリ。明らかに香りを拾うだけで ソーヴィニヨン・ブラン よく解りましたね?と言われましたが いやいや 解るでしょう 非常にティピカルな香りで 逆に解らないほうがプロとしてどうかと?’19のポール・ペルノのブルゴーニュシャルドネは、うーん 正直香りが無い・・・・余韻に甘みが出ているので、シャルドネだと感じますが。そして、ボルドーの’90のルージュ、これもなあ まあ 彼自身もやはりグラス・アイテムは苦戦しているのは現実でしょうが お互いの意見を交わせるのは意味有る時間かと。ちなみにレスプリは僕も嘗てはグラスでも使用していた ただヴィンテージは’98’96とかでしたが。まあ10年以上前なので。そう、トレンドも有りますが 色褪せない銘醸ワインの世界が有り続ける部分も有る筈なのですが・・・・・。

Sommelier R.Imamura