Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

春待ちのお届け

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本日は、ランニング。その後は、掛かりつけ医へと。何時もの血圧と花粉症の追加のお薬をいただきに。伏見稲荷の目の前の医院ですが、もうねえ 凄いなあ。京都は、日本では無いです・・・・・。

で 昨夜は プチ同窓会で

・Largillier Guillame S

・Chablis Vaillons’00 Francois Servin

・Cabernet Sauvignon Hiyake Vineyard’14 Okunota Winery

・Volnay Les Taillepieds’97 Hubert de Montille

・Sable’19 Cave d’Occi

Recioto della Valpolicella Amarone Classico’79 Masi

久々の暖かさに 時間が残されていたので トライアンフのエンジンを。3月の中盤です、連日の遊びでの飲みすぎですが 切り替えて。

20年ぶりくらいになるようで。嘗ての ぶどうの蔵にて サポートしてくれていた ソムリエとシェフとの飲み会の機会が店舗にて得られました。まあ、様々な思惑は有ったのですが 結果的には同窓会のような形で良かったのかと。もう少し人数や 会いたかった存在もおりますが、皆さん忙しく大人の世界に揉まれているでしょうから 理解しております。とは言え、尽力してくれた すったもんだはありましたが?のソムリエと 相変わらずの ままややデリカシー?のソムリエと 神戸からわざわざの ちょい悪シェフとの あっという間の数時間で。正に ひとことで言うとそんな印象かな?

そう言う僕もねえ、こんな機会ではワインのコメントは真剣にすべきでは無いのですが 心許せる関係だけに ぽつりとは言ってしまう。

セロスの息子かあ、まあ 正にそんな感じですが デゴルジュが2019で 後はほんの少しだけ余韻にビターな印象が。エチケットの汚れからそんなイメージも受けていたかもしれないのですが、勿論普通には美味です。そんなところでしょうか。

個人的には、これが1番好みの味わいで。’00の懐かしいセルヴァンのドメーヌものの ヴァイヨン。まあ、勿論こう言った銘柄には思い出も有るからなので仕方ないのですが 当然ながらそこも重要で そして 何処まで行っても熟成なんですよ。

そうか、色々と懐かしいシーンも脳裏に浮かびますが 奥野田さんね。確かに訪問したし、そんな話もしました。そして、彼に そんなインスピレーションを与えたのであれば 素敵な機会だったのでは。特に月に1度は行っていた中々豪華なワイン会の意義が見いだせておりますが。ワインの味わいはなあ、まま 他のラインナップが まずまずなので。

モンティーユの’97のタイユピエ、これもなあ 今となっては非常に高価で、おいそれとは飲めないものなんですが 硬い生産者なんだよなあ。個人的には、本当に上質なこう言ったブルゴーニュは もう少し待ってあげないといけない!と言う感覚は僕だけかな?勿論、素晴らしきポテンシャルで ひとこと いいね~と言うだけで 良いのですが そこは逆にプロの同窓会では 許されないかなあ?ごめんね、とは言え後輩のソムリエの持ち込んでくれたものなのですが 今では彼は エクセレンスと言う ソムリエでも 上位の資格者なようですので。とは言え、彼は本当に多彩な面白い奴だなあ。

神戸から、随分遅れて辿り着いてくれた やんちゃなシェフでしたが やはり中々リストランテでは人材の問題を抱えているそうで。とは言え、彼も長くオーナー・シェフを継続されているので ここもリスペクトです。また、ワインも カーヴ・ドッチか 珍しい。アルヴァリーニョ・リースリングセミヨン・ヴィオニエ、こんなブレンドの経験は ほぼないだろうな?ヴィオニエの香りが、顕著に感じられて これは若いものの美味しく感じられた。大分、酔い始めていましたが。

〆は、では?と僕のセラーから。まま、当日持ち込みなので 皆大変だったでしょうから オールドは僕の手持ちからで’79のアマローネ。面白いワインです、しかもレチョート表記の時代なので まま’90年代以降の洗練された味わいのイタリアワインの表情とは異なるのは当たり前ですが 熟れた味わいには口角は上がるのですが、これも若干の・・・・・。とは言え、シャブリと このアマローネ かな。

そして、みんなさくっと帰宅するなあ?僕だったら 京都にホテルとるけどなあ?いや、まだ彼らは色々な欲望がある 世代だから そんな感じかな?

また、本日 桜が。師匠にあたるソムリエから。当日来れなかったと言うことだったらしくですが、今回の趣旨からすると?でしたが ままこれもまたご縁のことなので 久々にお声も聞けまして 何時かまた こちらとも機会をいただければと。

また、全ての ぶどうの蔵に関わってくれた方々とも 機会があれば楽しい時間を。

ありがとう、奥野くん。

Sommelier R.Imamura