Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

マルキ

f:id:Budounokura:20240215180848j:image

本日は、ランニング。その後は、何時も通りの半身浴ですが 雨が降ると少し ホラーな内容の映像でも許容出来ますので Amazonプライムではエクソシストを。まあ、幾分マイルドなのですが そんなこともあんのかなあ?微妙に現実の ここ数日の報道の子供に手を掛ける親の事件の方がよっぽど おぞましいけど・・・・・・。

で マルキですか

・Clos du Marquis’95 St Julien

・Chateau Leoville Las Cases’93 St Julien

湯河原で 落ちかけていた頃のお電話に対応出来て良かったです。久々の顧客の方でしたが、クロ・ド・マルキ有るか?との お言葉に珍しいなあ?とも思いましたが、まあ お人によっては そんな思いでも含めてワインへのお気持ちも有だなあ!とも。

こんなシーンでは、やはり しっかりとワインリストを作りこんでいたことが記憶にも残っており 手持ちが出先でも’96’85が有ったよなあ?幾分高額なワインになるのもお伝えしておりましたが、それも含めて次の日に 湯河原から京都まで ひかりに乗るのも25年ぶりだな?とも思いながらも 自宅への帰宅も叶いながらの出勤でした。

お早い時間でしたが、ボルドーの思惑も含めて もうタイミング的には仕入れも出来ませんが 仔羊に鴨もおりましたので、鴨のスモークに鴨の生ハム・仔羊のローストも含めて キッシュと 湯河原土産の黒豆とクリームチーズまで ままざっとご提供出来たのは 抱え込んでいた食材もリストにしていたので。

取りあえずの ボトルのご紹介に ファーストの ラス・カーズも一応並べて その関係性をご説明していた正解でした。とは言え、この関係をご存じなかったのにも まま ではありましたが・・・・・。’96のクロ・ド・マルキ、流石だなあ。もう格付けシャトーにも匹敵のポテンシャルなのですが、良きヴィンテージですので 個人的には如何せん開けたては硬さも。ただねえ、同い年のママさんですが やはり この手のしっかりのボルドー・スタイルがお好みだろうなあ?

事実、2本目の ラス・カーズも トライしてみたいなあ?のホスト側のご常連さんは 価格的には、まま 大丈夫だったようで 抜栓を。

コルクの質は、当たり前ですが ファースト・ラインの方が 長く上質で味わいも はあ これだよなあ?柔らかく しなやかな味わいが。強いて言えばヴィンテージの中庸さと そう カウンターに置きっぱなしにしていたので 明らかに温度が上昇して 個人的には 一気に飲み頃なのですが ママさんの やっぱり薄い・・・・・・との。

そう、表現は 様々なのですが 明らかに 柔らかい。まあ、それがある意味ではランクの上がったワインの姿でもあるのですが その意味合いもご理解はされてはおられましたが。そう考えると、そうねえ ボトルは置きっぱなしにカウンターに置かずにセラーに戻しておくべきだったかと。と言うのが サーヴィスの鉄則なのですが、思うところの心理的には そこにまだ ボトルが置かれていると これを2本目に飲もうか!となりやすいシチュエーションなのも個人的には思いますが。まま、ある意味では これもまた鉄則でも有りましょうか・・・・・・。ただ、季節的には そろそろ そんな放置ボトルも難しい季節が すぐそこに。

ホワイトデーには、残された’85の方を よろしくお願いいたします。本当かなあ?

なので また ラス・カーズと クロ・ド・マルキを探さないと。ちなみに ラス・カーズの手持ちは’52のみに。これもまた レアなヴィンテージで万人向けではございません。しかも ネゴシアン・ボトルなので。とは言え この年のお産まれの方には もしかしたら!

Sommelier R.Imamura