Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

セカンド

雨の本日のお昼間は、ゆっくりと骨休みを。最近毎日思わず見入ってしまうのが、ディスカバリー・チャンネルを。このところの特集で鮫の生態や襲われた人の体験談など非常に興味深く。
3mを超す巨体のホオジロザメがジャンプしてアシカを捕獲する映像などは美しさすら感じさせられます。個人的には学生のころ取得したオープン・ウォーターではありますがダイビングのライセンスを完全にペーパー・ダイバーにしてしまい。また、グレート・バリア・リーフで体験したシャーク・ダイビングの恐ろしさに出来れば鮫には出会いたくないものだと。
命がけで襲われた方が鮫の背に乗った体験談などもありましたが・・・・・。
で昨夜のボルドーのセカンド・ラベルは
・Clos du Marquis’91 St Julien
・Les Pagodes de Cos’95 St Estephe
前半のムッシュは何時もは数杯のグラス・ワインで21:00には、祇園町の煌びやかなお店へと。ですが、今宵はボトルで残されながらも上質なボルドーを。
やはり、もし可能であればグラスのアイテムよりもボトルでのご利用であればより上質なワインがお届け出来るかと。このクロ・ド・マルキはムッシュの銘柄御指定でしたが、今宵の手持ちはこの’91のみでした。ですので出来ればボトルにての対応が望ましく。まま、今宵のお連れのマダムにも何らかの影響があられたのかもしれませんが?
2級のレオヴィル・ラス・カーズのセカンド・ラベルのこの銘醸ワインは、’91でもありややしなやかさに拍車がかかるものかな?そんな印象ではありましたが、流石にこれだけ自信満々の名が冠されるだけあり好みの’91は中々しっかりと強さも残しながらで。
深夜の皆さんは、今宵はお店でムートン’07にランシュ・バージュ’02を楽しまれて来たそうで。個人的には、うーん?な段階のヴィンテージではあるもののこのご時世に五大シャトーを楽しまれるのもまた高級クラブさんにお勤めなだけあり流石の一言かな。今宵はご一緒ではなかったものの同じお店にお勤めのお姉さんもまたソムリエの資格をお持ちでおそらくは彼女のお仕事でもあったのでしょう。
で今宵は流石に五大シャトーとはいきませんが、こちらも2級のコス・ディステュルネルのセカンド・ラベルを。こちらは’95ですがこれは嬉しいことにグラスでも対応可能なボルドーで。象のデザインが施されマハラジャ風のシャトーの絵柄が印象的なサンテステフのスーパーセカンドですが、国道沿いに聳えるシャトーの実物はまた稀有なものです。
味わいはやはり先のサンジュリアンに比べるとハードな姿が未だに残りますが、ある意味ではと言うか世間一般では飲み頃でしょう!エスプレッソのニュアンスに深夜もほっこりと。

                   Sommelier R.Imamura