Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'99'96

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本日は、筋トレ。そして、今日は遂に降りましたね ほんの少しだけですが やはり予報通りの またそんな空気感だった。5階の店舗の大きな窓から眺める京都の真ん中に雪がちらつくのは美しくも。こんな時は、被災地では無くて こちらに降れば良いのに。

で 久々のシャンプノアも

・Chassagne Montrachet Morgeot’96 Lamy Pillot

・Coteaux Champenois’99 Jacques Beaufort

備蓄かあ、僅かな水くらいかなあ?自宅にはですが、まま 店舗には食材は少しは。

ですが、電力やガソリンに 灯油など まあ何とか対応を考えたとしても中々難しい状況にはなってしまうのだろうなあ。京都の市街地とは言え 逆に人口も多いので分け合うことで膨大な量が必要になるだろうからなあ。とは言え、これだけ寒さが厳しいだけでも体力的に おそらく無理だろうなあ・・・・・。

派閥なんて どうでもいいから 先ずは全力で対応してあげないと。

ユニークなメンバーでしたか、多国籍な美食家の方々のようにお見受けしましたが 若い方々でもあり。様々なジャンルの飲食店さんのお名前も出て参りましたが、まあ どのように感じられたかな?ですが、セレクトも興味深いものでも。

ラミー・ピヨ、どうも 最近おっしゃられるアジア系の方々の存在がお見受けされるような?正直、良い造り手の印象は以前からあるものの とは言え やや地味で そんな名指しで僕のリストからお選びになられるような そんな立ち位置ではなかったような?勿論、ラインナップの中での価格などの影響もあるのかも?ですが、これで 手持ちも白はマグナムのサントーヴァンのみになりましたが まま そんなものですかね。

ヴィンテージ’96のブルゴーニュの白には、テイスティングは慎重になるべき瞬間を よくよく聞かれますが僕の場合は 今のところそんな機会は極めて少なく。今回の モルジョも おっしゃられるとおりの綺麗な熟成で ひね感などが出てくる前の本当に熟れたシャルドネで ややシャープさも残す シャサーニュらしいミネラルも。

非常にマッチョなアングロ・サクソン系のムッシュが、店舗のセラーのガラス面を眺めながらの シャンプノアのセレクトを。他にも選択肢が幾つかあり 拝見いただいた シャンパーニュの赤ワインでしたが 最も若いヴィンテージの ボーフォールを。まあ、解る気もします 最近は本当に見かけなくなった この特徴的な生産者ですが これもまた懐かしく 訪問時に届けていただくお話がついた希少な銘柄でもあります なので、彼がここに拘って価格の交渉をされたのも今宵の抜栓にいたる経緯かと。

簡素に鉄の留め金は排除された使用ですが、これで十分だと思いますが 若さは残すものの こちらも はあ やはりシャンパーニュ・エリアのピノ・ノワールの味わいがはっきりと見て取れ ニュアンスに ややガメイの要素も含まれており そのコメントにも頷けるものでした。ただ、これもまた ゆっくりと熟成を経て酸の滑らかさが加わり 比較的近づき易い味わいに昇華したバランスが見て取れます。

またまたの機会が有られましたら 心より。

Sommelier R.Imamura