Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ブルゴーニュ'11'88

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本日は、筋トレ。久々に やや二日酔い気味でしたが、まま ゆっくりと。

で やはり今年もご常連さん方にて

・Bourgogne Passetoutgrain’88 Michel Gros

・Gevrey Chambertin Cuvee Clos du Chateau’11 La Gibryotte

結局なあ、自民党のおじいちゃん方は 現状を変える気はないよなあ。まあ、そうだよなあ 既得権益は絶対に手放さないよなあ。その為に政治家になったのだから。でもなあ、なんでこの国は変わらないんだろう?

例年のこの晩のお越しの横浜からの。今回はご夫婦にてでしたが、天壇さんのお土産をありがとうございます。今回も4本でしたが、まま先ずはブルゴーニュを。

シャンパーニュの後は白ワインはいらないとのことで、赤ワインを。

全開は’59で その前は’77’64と もうお産まれ年はいらないでしょうから 取りあえず’88から。ほんの少し若さが残る このパストューグラン、ですが やはりこのキュヴェで未だにそんな味わいなのと そしてこの生産者なのがキャッチーと言いますか。機会が有れば試してみたい銘柄であることも感じられます。

ガメイが実際にはどの程度?と考えながらのテイスティングも またワイン談義に華が咲きます、まあ ある意味これが余韻の やや硬さを表現しているのかも?でも。

ひょんなお話から ジュヴレって どうよ?の。先の’88のブルゴーニュの熟成を見るにつけの その熟成のピークや味わいの変化に まあ本音のお話も。その中でのジュヴレの良いものは?のご提案に まま そうねえ 実際には ルロワと ルソー、最近ではデュジャックなんかも所有しておりますが、10年前後の熟成を経たものでの中で 丁度良い手持ちが このジブリオットが最適では?と。

まあ、このデュガ や デュガ・ピなど 評価も高い他のジュヴレの生産者もおりますが、彼らは やや硬さが気になるドメーヌで その中でこのネゴス・ラインの しかもこの時期の葡萄は あの生産者のものと言われるボトルとなると 非常に興味深いのでは?そろそろ その酒質の纏まりが感じられる段階になりつつのテイスティングで おそらくは彼らも僕のカウンターでは ’11ほど若いボトルは飲んだことは無いだろう?ですが、13年か しなやかで 淡く やや薄い味わいながらも 中盤のエキス分の高さに はあ この手のブルゴーニュの良さがはっきりと。熟成香までは、未だですが 硬さが解れた 飲み頃の段階に ゆっくりと ボトルの最後まで楽しめる こう言ったある意味での変化球の リクエストにもお応え出来るワインセラーのストックかと。

途中、やや また体調を崩して休憩をしましたが お許しを。ただの 飲み過ぎか?

Sommelier R.Imamura