Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

ヴィンテージ'92'90

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本日は、ランニングを。若干の酔いの残りを感じておりましたが、まま 走れないことは無かったので。その後は、ゆっくりながらも 昨夜どうやら落花したらしい ダイニングのカーテンの修理を模索したのですが どうしたものか・・・・・・。取りあえず洗濯された乾くのを待つ本日にて。

で 連夜でしたね

・Brunello di Montalcino’92 Martinozzi

・Christian Senez Grande Reserve’05

・Mercurey Clos de Paradis’90 Emile Voarick

静かな週末にお恥ずかしさもありましたが、連夜のお電話にも気が付きませんでした。京都を堪能されたご様子で、最後にまた流れつかれたのは 嬉しき限りかと。

とは言え、前夜は 若干お試し価格の状況もありましたので イタリア・ピエモンテ!とのリクエストに 今宵もなるほど!でしたが、少し意地悪なチョイスもいたしましたが。ネッビオーロであれば、そうなるのかも?でしたが、出来ましたら お互いにとっての意味の有る時間にもしたかったので ’99のバルベーラをひとつの選択肢に1杯くらいしか飲めない?とのことでしたので グラスならは これで。ですが、トラップのような形で’92の ローヌ・ウンブリア・トスカーナの3種の選択肢を 幾分のお買い得価格にて含ませていたので。悩むのもワインラヴァーの習性ですので、ある意味掌で転がされるように。結果、ブルネロなのですが コルクはご覧の通り。

前夜のボルドーとは またスタイルは異なりますが、これもまた 現代のエレガンスを感じさせられる優雅なブルネロ。生産者はお恥ずかしながらの初テイスティングだったものの 他の生産者の価格の高騰を考えるとリストのバランスを鑑みると上質なトスカーナかと。

何のことない 話が尽きないので シャンパーニュでも飲むか?の流れで セネの’05を。これもなあ そろそろ手持ちは終わるかな?の印象ですが 益々バランスも良くなり、熟成感をはっきりと感じられる段階に来ており。まあ、半分は僕の飲み代でしたが 何のことない感で 飲み込んでおられましたが。

こうなると 加速感は否めず 紫煙の時間になるもので。挙句に ブルゴーニュへも。そして、’90になるのは 思惑通りなのですが まあこうなると 前夜同様に まま中々ちゃんとした数字にはなり難いのは 仕方ないか・・・・・。

メルキュレイのプルミエ、そうですよね 裾ものの感も拭いきれないものの、’90と言うことと このヴォアリックは優良な生産者でもあることで 嘗て1本だけブショネはあったものの 今回も素晴らしく。まあ、おそらくはリコルクにて コンディションは整えられているのでは?ですが、その作業も既に落ち着いた段階で やはりブルゴーニュの優美さは 顕著に感じられる。いやあ、定番の話題も様々にお伝えしましたが あちらからも面白いお話が加わられたので とても今宵も楽しき晩に。またまた、京都にお越しの際には是非。

Sommelier R.Imamura